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関西学院大学 立命館大戦前記者会見

関西学院大学は11月10日(水)、週末に控えた立命館大戦に向けた記者会見を行った。

以下、監督・選手らのコメント。
 
■QB#15 鎌田陽大(2年)
自分としては、立命館大戦は初めて。どれだけ自分のベストプレーを出せるかが重要だと思い、いつも通りを意識して練習に取り組んでいる。
立命館大のDB陣はリアクションが速く、パスに厳しい状況になってくるとは思うが、その中でもパスを通せるようにやっていきたい。
今春からスタメンとして試合に出るようになって成長したのは、オフェンス全体を見て、リズムを作れるようになったところだと思う。一方でプレッシャーがかかった中でのパスが課題。
入部当初、2回生でスタメンになることは想像していなかったが、関学に来た以上は試合に出ないと面白くないので、出来れば早く試合に出たいとは思っていた。スタメンになるという目標は達成できたので、あとは日本一になるだけ。まずは次戦を頑張りたい。
 
■DB#25 竹原虎ノ助(4年・副将)
今シーズンは自分自身まだあまり目立つ活躍が出来ていない。大舞台でもビビらずに攻めたプレーをしてディフェンス全体にいい流れを持ち込みたい。ディフェンス全体としては、(これまで以上に)チームの士気が上がり、自分たちの課題を潰すため尽力している。
立命館大QB#9 野沢研(4年)はパスが上手で特にショートパスの精度が高い。常に注意していかなければ。
副将になり、チーム全員に4回生の想いを伝えられるよう、これまで以上に下級生とコミュニケーションを取ることを大切にしている。
立命館大のことを常に意識してこの一年間過ごして来た。このままいくと、立命館大戦に向けて4回生全員で前泊をして、改めて意思統一をする時間が取れる。もっと密にコミュニケーションを取り、試合に挑みたい。
 
■DL#43 赤倉航希(4年)
立命館大戦にスタメンで出るのは初めて。緊張はしているが、(日本一になった佼成学園高校時代の同級生である)立命館大QB#9 野沢としっかり対戦できるのは楽しみ。チームメイトとしては頼り甲斐のある選手だったが、大学に入ってからは敵としてかなり強大な相手だと感じている。
今春途中まではLBをしていたが、首脳陣からの助言によりDLにコンバート。ヒットの強さと、プレーの理解度という点においてLBをしていた時の経験が活かせていると思う。ビッグプレーに絡みやすい点がDLの魅力。
しっかりとボールを最後まで追い続ける姿勢を忘れず、(次戦に)臨みたい。
 
■RB#26 前田公昭(4年・副将)
ヤンマースタジアムでの関立戦は、幼い頃から親に連れられて見に行っていた憧れの舞台なので楽しみな気持ち。ただ楽しむだけではなく、しっかりと準備をして臨みたい。
関西大戦でのオフェンスのミスを修正すべく練習をしているが、まだまだ。自滅しないというところが今の課題で、時間をかけて取り組んでいる。
毎試合コンスタントに結果(TD)は出せているが、自分としては内容を重視している。歴代のエースRBは、ビッグゲームでチームを勝たせるようなランをしていた。自分もそれが出来るよう、ギアを上げ、活躍したい。
関学高等部・大学出身のアメフト好きの父親の影響で、アメフトを始めた。父は当時金銭的に負担が大きく、アメフトをすることはなかったが、兄(前田広人・OB2020年卒)と自分には不自由なくアメフトを出来る環境を作ってくれた。その想いや期待に応えられるよう、プレーで返していきたいと思う。
 
■大村監督
前の試合(関西大戦)が良くなかったこともあり、4回生に火がついてチームとして危機感を持ちながら、詰めていこうという雰囲気で練習できている。
立命館大はラインが大きく、フィジカル差は感じる。QB#9 野沢はパスが上手で、去年と同じような失敗はしないだろうから、どこまで(うちの)ディフェンスが我慢できるか。立命館大ディフェンスは、うちとの試合になると急にスピードアップしているように感じる。例年通り仕上げてくるのではないか。
RB陣は(自分たちも含め)どこのチームも高いレベルで互角だと感じる。他の点で立命館大に優っているところは正直ピンとこない。
次戦は、ディフェンスは頑張って守り、(TD)3本前後での勝負が現実的で、自分たちにとってもチャンスが大きいのではないか。先のことは考えず、一戦一戦をやるしかないと思っている。
 
なお、主将のDL#99 青木勇輝(4年)は体調不良のため、大事を取って会見を欠席していた。
関西学院大は立命館大と、11月14日(日)にDiv.1一位を懸けて対戦する。
 
記事:高田妃菜(KCAFLオフィシャル)

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