消極的に不思議な存在

”人生において大事なことは、自分の幸せな時間を誰と一緒に共有できるかということ"


という本を教えてもらった後に、大事だった人と久しぶりに過ごしてみた。
でも、全然楽しくない。ああ、帰りたいなとまで思ってしまって、そんな事を思う自分に罪悪感が生まれる。

2年間と少し、付き合った時期がある。一緒に居た時も気付いていたのに気付かないフリをしてた。離れてみて、久しぶりに会うとやっぱりこのモヤモヤした感じ、私は楽しくないんだなと気付く。付き合ってる時も、友達に彼の話をする私は、いい思い出がないのでいい話にはならなかった。繋ぎ止めてたのは寂しさと、弱さと、罪悪感だけだった。
ただ、彼は嘘か本当か分からないけど、「一緒に居るだけで、何してても楽しい」なんて、言ってくれる。その感情が羨ましいな、なんて思う。私にもこの人に対してそういう風に思えたら、幸せに前向きになれるのにな。

帰りたくなさそうにしていたあの人よりも、離れたいなと思った私は自分を優先した。付き合っていた頃は、相手の気持ちを察して同じ時間を作っていたし、それが付き合ってるから当然だと思ってたけど、気持ちを合わせようとして時間を使っても、残ってくるのは虚しさだけ。

久しぶりに会っても帰ってきたら今日話した会話を思い出せない。ずうっと話していたのは私なんだけど、自分以外の意見を聞いてないので(彼は共感しかしない)、家に帰ってくると(あれ?私今日ひとりで行動してたっけ?)という不思議な感覚になる。他人に期待して腹が立つことは、無駄なストレスだって、知ってるのに。

自分の感じたこと、時間が経てば忘れそうになるため日記。


書いてて思ったけど、元はと言えば相手に心配されてる自分が居るから、心配だ、大丈夫?なんて言葉で始まってく気がする。
そういうことなら、私がもっと強くなって、弱く見えないようにしないといけない。それって単に、幸せになることなんじゃないか。素直に、自由に、幸せになると、強くなる。気がする。出来ることがいっぱいあるのに、内に抱えてるから弱くなる。

がんばろ。

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