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金が奇妙な値動き。世界規模の危機の前兆か?

金が史上最高値を更新しました。
しかし、米国ではこの値動きに懸念を示す声が囁かれています。

マクロ経済的な状況はむしろ金の価格下落を招くと考えられているにも関わらず、金は逆に上昇しているという部分です。

歴史的に金価格を下げる全ての要因が今起こっているという分析も見られる中、中央銀行が大量に金を買い増しているようです。

ここで最も奇妙なのは、安全資産の中で顕著に上昇しているのが、金のみだというところです。

つまり、
「金がこんなにも奇妙な振る舞いをすると、誰か偉い人たちは何かを知っているのではないかという重要な疑問につながる」
という事で、地政学的リスクの高まりを警戒する声が増え、米国株価や暗号資産といったリスク資産の下落まで招いている状況です。
事実、ビットコインも急落しています。

平たく言うと、危機につながる何か材料が既にあって、偉い人たちは先取りしてそれを知るすべがあるため、そういう人達だけ生き残るつもりではないかという話です。

答えは分かりません。
しかし、投資の世界では常に陰謀説が囁かれています。
とっくにオオカミ少年化しているのです。

普通に考えると、2択です。
通常の地政学的リスク上昇であれば、金以外の安全資産の価値も上昇します。
金だけが上がるというのは不自然です。
そして、金が史上最高値を更新するほどの莫大な資産を動かしているのに、情報が漏れないのも考えにくい現象です。
つまり、単独で金に需要が発生している値動きの可能性があります。

もう一つは、他の安全資産では安全資産として機能しないほどの未曾有の危機が近づいているかです。
人間の社会の基盤が損なわれ、もはや金くらいしか価値が存続しないレベルの大問題,,,想像つきませんが、ハルマゲドンクラスです。

それをもとに、筋が通るように妄想してみます。

情報が全く漏れてない事は、軍事的な情報だとしたら有り得る話です。
となると、イランのイスラエルへの動向によって、核戦争の可能性が高まってるとします。
世界的な規模での核戦争となれば、金以外の資産が信用に足るものでなくなる可能性があります。

まぁ可能性は低いですね。

もしそうなっても、我々投資家はそれを警戒する必要はありません。
それほどの危機が起きたら、自分の命の存続があやしいので、資産を増やそうが減らそうが結末は似たりよったりです。
我々程度の資産では何もできません。

起きたら終わりなリスクで、それを回避するすべが存在しないなら、つまりそれは考える必要もないものということなので、やることは通常運転が最適解となります。

これまで通りの投資でいきましょう。

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