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私が何故国債をすすめないのか①/② リアルタイムの実体験を踏まえて。

投資の世界では、考え方というのは本当に様々です。

ただ、投資だけではなく、あらゆることに共通するのは、経験こそ実のある論理の近道であるということだと思っています。

なので、私のnoteでは、常に自分の経験にもとづいた内容を記載させていただきます。

そこで念頭に置いておいていただきたいことがあります。
それは、「一般的にセオリーと言われていることと、実体験をもとにした話では、食い違う場所がいくつもある」という事です。

私の主張には、ググっても出てこない主張であることや、他の人の考え方や投資のセオリーと食い違う部分が多くあります。

それは、何処でも手に入る情報やセオリーよりも、自分の実体験を重視しているからです。

誰でも主張している事だけを今更書き連ねても、皆さんの糧にはならないからという意味もあります。

なので、あれ?他で見たセオリーと違うなと感じても、それは私の21年間の投資経験上では違っているからという事だと思っていただけますと幸いです。

今回はその1つ、ポートフォリオを作成する上で、国債の役割についてお話します。

ここでは、前提知識を必要とする難しい話はしません。

誰でも出来る資産運用が前提ですので、知識以前に、実際に個人向け国債をポートフォリオに組み込んでみてどうなのか?という経験則のお話です。

結論から言ってしまうと、私は少なくとも日本の個人向け国債(以下個人向け国債)をポートフォリオに組み込むことは推奨していません。

これは、ポートフォリオに対して、一定以上の理論を持ってる投資家の大多数を敵にまわす主張です。

まず、一般常識をお話すると、国債はポートフォリオを構築する上で、当たり前のように組み込まれるべき金融商品です。
その信用度、規模、そして元本保証制度からも、迷うことなく組み込みやすいからという理由が大きいのではないでしょうか。

日本人にとって最も親しみのある個人向け国債は、最も手を出しやすい国債です。
世界的にも、日本国債はトップクラスとまでいきませんが、格付けは高水準の信用度の高い金融商品です。

多くの場合、株式など高リスク商品と組み合わせることで、リスクを低減する効果があると考えられています。
もっと難しい事をご存じの方は、リスクヘッジ以外のパフォーマンス向上効果を主張する方もいらっしゃいます。

もちろん、国債を組み入れる事がいけないわけではありません。
ご自身が組み込みたい場合には、組み込んで問題はありません。
致命的なリスクに繋がるようなタブーにはなり得ないからです。
特に潤沢な資産をお持ちの場合は、個人向け国債でなくとも、何かしらの国債を組み込む方が良いかもしれません。

ただ、私の考えでは、潤沢な資産を持っている場合でないなら、目標利回りの維持が重要事項になります。
そこで個人向け国債の低い利回りは、大きな足かせとなってしまうのです。

少なくとも私程度の資産では、現状個人向け国債にまわすよりも、利回りの維持に尽力すべきと体感しております。

・致命的なリスクにならない。
・一般的なセオリーでは組み込む事が当たり前。

なのに
何故ここまで言うのか。

ここからは、実体験の話となります。

嘘はつけませんので、正直なお話をしてしまいますと、現在私は不本意にも個人向け国債を保有してしまっています。
額面はちょうど1200万円分です。

それを踏まえて、次回、具体的に私が何故推奨していない個人向け国債を保有しているのか、そして「計算上」ではなく「実際に半年に1度入金されているリターンの驚くべき金額」をお話します。


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