無料で読ませていただいた感想
なんだかんだ僕も入っている4人のグループLINEに「本人が」共有した原文?というかコピペしたままであろうテキストを読ませていただきました。
一箇所だけ完全に声を上げて笑った箇所がありました。
裁判って難しいなって思いました。
以下、この件とは関係のない僕の小説です。
「私はそのようなことを言った事実はございませんし、その証拠もございません。それと同様に、彼が真面目に仕事をしていたという証拠もございません。」
続いて、被告側の証人尋問が始まった。
「あなたは、以前、原告がアルバイトで勤めていたネットカフェの店長さんですね。」
「はい。」
「彼の勤務態度はどうでしたか?」
「非常に、悪いものでした。」
「具体的には?」
「レジのメニュー表をA4用紙で隠してフードを注文されないようにしたり、営業中であるにも関わらずお店の看板の電気を消したこともありました。」
「それは、れっきとした営業妨害では?」
「はい。」
「他になにかございますか?」
「肉を叩くハンマーを手に持ってレジ対応をしていたこともありました。」
「それはどういう目的ですか?」
「さあ、わかりません。怖くて辞めてもらいました。」
「裁判長、以上です。」
すると裁判長が、
「スーパードンキーコング2のクラッバじゃないんだから。」
と普通に喋り出した。
「なんだじゃああれか、15クレムコイン支払った客はバックヤードの中央に浮かんである金色の樽の中に飛び込んでロストワールドに行けるとでも言うのか。」
「はい!」
原告が威勢のいい返事をした。
するとその場にいた裁判長、裁判官、被告側の弁護士、原告側の弁護士、書記官、証人、全員がいっせいにバッと立ち上がり原告を指差した。
そしてそのまま誰かが何を言うでもなく閉会した。
散り散りに帰っていった。
傍聴していた私は帰り道、原告の漕ぐ自転車に追い抜かれた。
立ち漕ぎしてない全速力だった。
そのギア、坂のぼるときのやつですよ。
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