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大きな進歩ではないけれど(一般公開)

人というのは日々様々なことを感じます。感じたことをインプットし、それをアウトプットするというのは、本当に大切です。メンバーシップを対象に1000文字から1500文字の記事を毎日発信しています。
興味を持たれた方は、是非ともメンバーになっていただけると嬉しいです。


私は人よりも身体が大きいので、人から見られる印象というのを気にします。もちろん身体がコンプレックスになっているとかそういうことではなくて、一応サービス業の端くれですから、人から見られる印象は良くしていかないといけないと思ってはいますが、決して大手を振るって自慢できるようなビジュアルでもありませんので、


その分目に見える態度に対して気を使うわけです。


長年人と接する仕事についておりますので、おかげさまで人から悪い印象を持たれるということは、ほとんどなくなりました。かといって油断してもいいという次元ではありませんので、しっかりと意識だけは持っていなければいけないと思っています。人からいい印象を持たれるのは、態度や雰囲気だけではありません。相手に対する気遣いであったり、相手の行動の先を見て動いていたりなど、


相手を見ていると分かることというのもあるわけです。



見て分かるというのは、長年の経験であったり知識であったり、それは様々あるのですが、私の力はお手伝いが必要な人であればあるほど、その進化を発揮します。それも見た感じではわからないのですが、それを経験した方のほとんどの方は「すごいですね」と言ってくださります。ご存知のない方もいらっしゃると思いますので、簡単に説明すると、私は長年努めていた介護業界からタクシー業界へ職種を変更しています。その理由は自分では明確にあって、


介護をもっと身近な生活の中に入れ込むためです。



もちろん私一人でどうこうなるような甘いことではないのは分かっていますが、自分自身がプレイヤーになることで、自分で実際に行動することが出来るというのは、本当に幸せな限りです。もちろん全部が全部自分の考えていることが起きるわけではなくて、私が思い描いているシチュエーションなんてものは、


1日1回あるかないかです。



でもその1回あるかないかのことであっても、それをしっかりと行っていくのがプロなわけです。私は人が立ち上がってから一歩を踏み出す様子を見て、この人がどこまで身体を動かせるのかということが分かります。ですのでどのようにお手伝いしたら、その方が負担なく動けるのかというのが分かるわけです。例えば乗り込むときにはどの位置に立つか、どうお手伝いするか、降りるときには、どの高さで手をお貸しするのかなどが分かります。もちろんわざわざ声をかけるわけではありません。お客様の行動に合わせて自然に行います。そしてお客様から言われます。「こういう仕事を経験されてますね」と。


そして私は「一応プロです」とお答えします。



介護の仕事をしている人でも、こういうことまでは勉強しないので知らない人も多いんです。お客様の中にはヘルパーさんと同行でタクシーに乗ってくる人もいます。そういう時に必ずヘルパーさんに質問を受けますので、ポイントは説明します。こうやって身近な生活の中に、介護というのを自然に浸透させていく。


先は長いですが、少しずつ前には進んでいるかなと実感しています。

サポートしていただいたものは、全て天国に旅立った愛犬(怪獣)のお供物に使わさせていただきます。