今日のアウトテイク#153「自転車もコワーキングマネージャーもシェアリング」ほか【メンバーシップ特典】(2024-04-19)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ、殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・コワーキング関連のネタが多め
・要するに「伊藤の現在地点」

※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。初月度無料です。

シェアリングはいろんなことで可能。


#今日のBGM

RIP Dickey Betts.

#今日のコトバ

"子供はみんな芸術家だ。
問題はどうすれば大きくなっても芸術家のままでいられるかだ。"
(パブロ・ピカソ)

"Every child is an artist. The problem is how to stay an artist when you grow up." ~ Pablo Picasso ~

Posted by Terry Paster-Comeau on Monday, April 15, 2024

#告知:コワーキング開業運営講座+フィールドワーク #1茅ヶ崎チガラボ編「コワーキングがまちづくりに果たす役割とその方法」

いよいよ、明後日、4月21日(日)、神奈川県茅ヶ崎市の「チガラボ」さんで開講します。

この講座では、まちづくりのいち手段として、コワーキングスペースをどのように位置づけ、どういう視点でまちを捉え、どんな活動を行うことで地域に貢献できるかを学びます。実際に茅ヶ崎のまちを巡るフィールドワークを交えての5時間30分です。

まちづくりに取り組んでいる方、地域の活性化に役立つコワーキングを運営されたい方は、この機会にぜひ受講ください。

#自転車もコワーキングマネージャーもシェアリング

先日、屋久島から来られたMickeyさんには、いろいろオモシロイ話を聞かせてもらった。これはそのひとつ。

MIckeyさんのゲストハウスでは、レンタル自転車のロータス・サイクルの屋久島支店もやってるんだそう。

自然豊かな屋久島を4泊5日で一周してくるツアーがあって、一日平均40kmから60km走る。これには、以下のものが付いてる。

✔︎ 宿  ✔︎ 朝食・夕食  ✔︎ サポートカー  ✔︎ 自転車、荷物の運搬  ✔︎ 軽食・水  ✔︎ 専属ガイド

ガイド付きのツアーなら、はじめての土地でも安心。途中で疲れたら、伴走してるクルマがピックアップしてくれるらしい。バリバリのライダーならへっちゃらだろうけれど、日頃運動不足で体力に自信のない人は助かる。←ぼく。

同社のツアーにはざっと見たところ、「屋久島5日間」の他に「金沢〜京都12日間」「熊野古道〜紀伊半島11日間」「「伊豆半島〜伊勢志摩12日間」「四国〜瀬戸内海13日間」のコースがある。

で、何がオモシロイかというと、これら各地のツアーで使用する自転車を、各支店のあいだを移動させて共用しているんだそう。

は?

例えば、屋久島で15台が必要となったら、横浜から15台送ってきて、ツアーが終われば今度は滋賀県近江八幡市にある倉庫に一旦保管する、という話だった。ここはどうやら中継地点か。で、また要請があれば、その倉庫から発送する、と。

つまり、各支店がそれぞれ確保している以上に必要な場合は、必要な時期に他支店からサポートしてもらう体制になってるらしい。へ〜。

で、この話であることを思い出した。それは、以前にも話してた「特定のコワーキングに所属しないコワーキングマネージャー」のこと。

普通、◯◯コワーキングのマネージャーは◯◯コワーキングでしか仕事しない。それは◯◯コワーキングの従業員だから。

一方で、毎日、フルタイムにシフトに入っていただくほどのこともない。第一、人件費がかさむ。そこで、必要なときだけ、例えば週に2日、◯曜日と◯曜日だけとか、あるいは2月〜4月の間だけとか、いわばピンチヒッター的、もしくは季節労働的にシフトに入る。

ただそれだとマネージャー自身の収入に限りがある。そこで、数軒のコワーキングを掛け持ちする、という発想。つまり、移動する自転車ではなくて、移「働」するコワーキングマネージャー。

これ、見方を変えると、一人のコワーキングマネージャーを複数のコワーキングで「シェア」する、ということでもある。

あー、そうそう、だからこれも「コワーキングの5大価値」に適っている。

ついでに、コワーキング曼荼羅にも「シェアリングエコノミー」という要素がある。

事実、ここまで短期間ではないけれども、何年かごとにロケーションを変えて、つまり移「働」してコワーキングマネージャーを続けている人もいる。さすらいのコワーキングマネージャー。ただし、その能力が高くないとなかなかできないのも確か。

マネージャーはマネージャーで、居場所を変えても同じコワーキングのという領域でキャリアを磨くことができるし、コワーキングは土地によって、集まるメンバーによってそれぞれぜんぜん違うコミュニティだから、その体験値の多い者ほどオペレーション能力が向上する。

で、そういうレベルの高いコワーキングマネージャーは稀有な人材として、パンデミック以降、海外では高額報酬でスカウトされている。

カフーツでは時々、「間借りコワーキング」と称して、いつものカフーツではなく、その日の当番の人が自由に「自分の」コワーキングをやる、というのをやってるが、それもこのひとつ。間借りは「その日だけ」だけど。

そういえば、時々、間借りしてくれる山﨑さんは、自分の仕事もしつつ、カフーツ以外に大阪の2つのコワーキングに週一回、シフトに入っている。

コワーキングマネージャーという職種が社会で認知されてくると、今度はそのためだけの人材プールが登場するかもしれない。優秀なマネージャーを必要とするコワーキングは、それこそ、メジャーリーガーをスカウトするようにその人材プールを隅から隅までリサーチしてラブコールを送るだろう。

あー、そうするとギャラとか待遇とかも競い合いになるのは必至。とかなんとか妄想してると楽しくなってきた。いや、これ、意外と現実味あるんじゃなかろうか。たぶんこれからもっと、さすらいのコワーキングマネージャーは現れる予感がする。

そういう意味でも、有能なコワーキングマネージャーを育成しないといけないワケだけど。

ということで、今日はこのへんで。

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