今日のアウトテイク#113(日曜無料版)「コワーキングでキャンプ飯やってます、おでんとジェリービーンズとコワーキング ほか」【メンバーシップ特典】(2024-03-10)

<アウトテイク>
・SNSに投稿する前の推敲(もしくは配慮)なしのメモ
・投稿せずに、いや、やっぱりやめておこう、と思った殴り書き
・ブログ記事として仕上げる前の思索の断片、または下書き
・一部、筆が乗ってきて文字数多いのもあり〼
・たまに過去に書いたネタを展開する場合も
・要するに「伊藤の現在地点」

※noteメンバーシップ「Beyond the Coworking 〜移働の時代〜」に参加いただくと有料記事も全文読めます。初月度無料です。

美味しかったゾ、キャンプ飯。


#今日のBGM

#今日のコトバ

"準備に失敗する。それすなわち、失敗する準備をしているということ。"
(ベンジャミン・フランクリン)

A great piece from @theashabee_! Thanks for sharing your favorite quote with us. Don’t forget to share your favorite quote with us on Monday morning for a chance to be featured in our Quote of the Day.

Posted by Entrepreneur on Friday, March 8, 2024

#コワーキングでキャンプ飯やってます

これまでも、山﨑ケンちゃんと長井くんがゲリラ的に何回かやってたのだけど、昨日も、ケンちゃんの家なし生活1周年のお祝いを兼ねて、カフーツでキャンプ飯を食べる会が開催された。あ、一応、営業時間が終わってからです。

これが、毎回、バージョンアップされてて実に楽しいのだ。

(左:長井くん 右:山﨑ケンちゃん)

ケンちゃんが常備してるひとりキャンプ用の道具(七輪まである!)を使って、長井くんが調達してきた食材を、ふたりで手際よく調理していく。それもこんな狭いところで。

材料は、アスパラガス、ミニトマト、ししゃも、おでん、ベーコン、ほうれん草、椎茸、シーチキン、にんにく、それに、米。

おでんは近所のスーパーで買ってきたものだが、これを電子レンジで一気にチンせずに、キャンプ用の焚き火台に乗せてじわじわ温める。が、この「待つ」という時間が、我々忙しく生きてる現代人には必要なのだ、なんちて。

アスパラガスのシャリシャリ感が生き物の本能をくすぐる。ししゃもの焼ける香ばしい匂いが、鼻を通して心を落ち着かせる。椎茸とバターが凝り固まった身体を解きほぐす。硬めのご飯が否が応でもキャンプ感を増幅する。

そう、我々は解放された。コワーキングでキャンプ飯、食べて。

食べながら、どんどん次回のメニューのアイデアが交換される。どうやら、今度はジンギスカンもやるらしい。楽しみだ〜。

で、この「食」というのも、コワーキングの大事なテーマのひとつ。「コワーキング曼荼羅」にもしっかりあがってる。

「食」もまた、人をつなげる重要なファクターだ。難しい顔してディスカッションするより、飲食しながら「対話」したほうが楽しいし、お近づきになりやすい。

今までは内々でやってたけれど、カフーツで定例化しようという話もあるので、追ってまたお知らせします。乞う、ご期待。

#ポリボックスって言わない?

ぼくは交番のことをポリボックスと言う、らしい。
そういえば、そうだ。
普通、交番でしょ。
なんで、そこだけ英語なの?と訊かれたが、いや、なんででしょ。
でも、昔っからポリボックスって言ってる。
それで、意味通じてるし。
え、皆さん、ポリボックスって言わない?

#スタートアップよりスモールビジネス

そういえば、最近、「スタートアップ」の情報はほとんど読まなくなった。

コワーキングやってると、当然、起業・創業に関わるテーマが遂行されるので、ずっと内外のスタートアップネタはもれなく拾ってたんだけど、事業を急速に成長させて、時価評価を上げて絶妙のタイミングで高値で売却するか、もしくは上場することを目的とする「スタートアップ」というものに違和感を感じるようになった。あー、あれだ、株券(式)資本主義てやつか。

上場するにしろ売却するにしろ、それでその事業が人のものになって、ステークホルダーに勝手な要求つきつけられて苦しい思いなんかせず、その事業を自分たちでずっと維持して、顧客も大事にして、ゆっくり成長して楽しく継続できたほうが幸せだし、それこそ社会に貢献できると思う。

ぼくらがコワーキングやってるのは、それを支援したいからだ。つまり、徒に「スタートアップ」と吠え立てずに、自分の理想を実現するための仲間を見つけて、少人数で小さく始めて、じっくりじわじわ成長させていく「スモールビジネス」をたーくさん生み出したい。

そのほうが、派手派手しく「スタートアップ」でドカーンとやるより、全体として社会を継続させながら変革することになると思ってる。

小さいけれども情熱を持って。きっと、そこにファンが付く。

#おでんとジェリービーンズとコワーキング

昨日、聞いた話。カフーツでキャンプ飯を食べた話の中におでんが出てきたが、静岡といえばおでんが名物らしい。で、ここに地元の静岡鉄道が運営する、その名も「ODEN」というコワーキングがある。最初に言っとくが、ぼくはまだおじゃましたことがない。

なぜ、おでん、なのかというと、

この施設が、おでんの具のように一人ひとり全く異なる個性豊かな人材が集まって、お互いの良い出汁を吸収し合い煮込み合うことで、静岡の新たな名物となるODEN(ビジネス)をつくる場にしたいという願いを込めて、『おでん』をコンセプトにしました。

んですって。スバラシイ。

で、どこにビビビときたかと言うと、「一人ひとり全く異なる個性豊かな人材が集まる」ということをおでんに擬えているところ。実にうまいが、これとまったく同じ発想でコワーキングが始まった事例がアメリカにある。

2006年、つまりBrad neuberg氏がサンフランシスコで「Coworking」という言葉を作ってはじめた、その翌年、ニューヨークの自宅の一室を開放して、そこにワーカーが三々五々集まってきて、それぞれの仕事をするというカツドウを始めた人がいる。

それがこの方、Amit Gputa氏。お仕事はエンジニア。

これがニューヨークにおけるコワーキングの源流にあたるのだが、その名を「ジェリー」と言った。

これがその様子。左端がGputa氏。

「ジェリー」はコワーキングと違って、特定の場所を持たない。Gupta氏のように自室を開放して、じゃ、次回は伊藤くんとこで、という風に移動して開催される。ときにはカフェでもいいし、図書館でも、それが許されるならどこでもいい。場所より人だ。

で、なんで「ジェリー」というかと言うと、あのカラフルなお菓子「ジェリービーンズ」から来ている。それぞれ個性も職種も違う人達が一同に介してひとつとなっているさまを、色とりどりのビーンズが一つの透明な瓶に入っていることにオーバーラップさせたネーミングだった。うまいねぇ。

ODENもJellyもコワーキングの本質を一言で表していてセンスがいい。

ちなみに、ぼくらが日本でコワーキングをはじめた当初、いつ頃からか、コワーキングで開催されるイベントをジェリーと呼んでいた。最近はあまり言わなくなったけれど、ぼくが時々開催しているブログを書く会はいまだに「BLOG JELLY」と言ってる。

ODENについては、ちょっと古いですが、こちらに紹介記事があるので貼っときます。

というか、ぼくもいっぺん、行っとかなアカンね。

そういえば、静岡では、まだコワーキングツアーをやってなかった。やりましょかね。キャンプ飯をするかどうかは判らないけれど。

ということで、今日はこのへんで。

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