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自分のために花を活ける 002/360

ごきげんよう、コーチバタコです。


   実態は・・コーチを目指してお勉強ちう。
目指してるうちから「心意気だけは」プロのつもりで名乗ってみてます。

今年の1月から
「家にお花を飾る」
ってのをはじめました。

とってもイイ感じです。

ほんらいはですね

「断捨離してな~んもない空間に
(例えば食卓、棚とか)
一輪だけ」

活けるといいらしいんですけど

断捨離という言葉が流行りだしてから
はや10数年?
断捨離したい、しなきゃって言ってるばっかりで
ちっともできてないバタコですので

とりあえずお花から入ってみました。

「一輪」っていう飾り方は
花屋さんに足を運んで

「コレとこれ、1輪ずつください。
(一輪は玄関用で、もう一つは食卓)」

っていうってコトなのかしらね?

バタコはスーパーで買っています。
スーパーだと「花束」になっていて
大体相場で400円、900円、2000円
みたいな感じで値段がついてて
チューリップだけ8輪とか、
カーネーションだけとか、
または
色とりどりでアレンジしたブーケになってたりします。

これ、バタコがアメブロで読んでファンになり
12月と1月には何とロンドンで実物に
お目にかかることもできてしまった
KIKA先生のブログにあった話なんです。

KIKA先生もある年に
「来年は毎週自分のために花を飾る」
って宣言した
のに
(買うためのお金に困ってたりは全くしないのに)

いざ花屋の前に立ってみると
「この値段は出せない」
でスーパーに寄ってよりお安い花を買った・・

という 「過去バナ」があるそうなんです。

好きな方、尊敬している方がやっていることは
割と何でもすぐにマネしたくなるバタコ。

  ※バリキャリだったKIKA先生と違って
  「お花を買うお金くらい困ってないんだから」
  と堂々と言えるのかどうか疑問な身分ながら・・

お花を飾ってみることにしました。

本日、バタコはこの「お花を買う」を
1か月、実践してみて気づいた
自分のおバカな思考回路を告白しておきます・・

バタコが最初にフルタイムで働いた
婦人服ブティックは
当時20代主婦だった店主が
子供を2人産んだ後に
イチから作り上げたお店で

「サラリーマン家庭」育ちのバタコは

   ※父が公務員で
   周りの親戚なんかもわりと
   会社員だったり教師だったり
   「お堅い」仕事に就いてた
   (母は農家の出身ですが)

この店主にとっても衝撃を受け
なぜかガラにもなく
「自分も起業したい」と心に決めます。

今の私からあの当時の私にアドバイスするとしたら

「一人で考えてても全く先には進めない
ベンチャーに就職するとか
起業している人を探し当てて弟子にしてもらうとか
とにかく
周りの人に刺激されて
起業せざるを得ないような環境に
身を置け!!!」

ってことでしょうね。
サラリーマン家庭しか見てこなかった人には
環境からの刺激がないととても起業なんてできないですね。

で、アタマで考えてるだけで起業には至らず
それから20年近く経ってるわけですので・・

イギリスに来てからも
「日本食レストランかな? 輸入業?」
など、いちおう「机上の空論」で
いつも何となく起業ネタを探してはいました。
かなり消極的。

子供が生まれたのをきっかけに
ロンドンから田舎に引っ越した時
「田舎と言えばやっぱりガーデニング?」
ガーデニングの本やサイトを読みまくって
ココロだけはうきうきしていました。

ま、ガーデニングとか野菜栽培は
「やったことない」んだけど
見るのは大好きなんですよね。

で、ある時何かのきっかけで記事を読んだ
日本の花卉(かき)栽培、それも、高値が付く
「季節外れの花をハウスで栽培」
っていう分野にスゴク魅かれて

これまた調べに調べて
イギリスで日本並みの促成・抑制栽培で
お花を生産したら
一世風靡できるんちゃう?

と思っていた時期があるんです。

で、今回お花を買う立場になって
やっと気が付いたんですけど

数年前の自分は
クリスマスが終わって一気に
促成栽培のチューリップが並んだ売り場で
シコシコとメモを取って
xx輪でxx円、ってことは
スゴイ利益率少ない世界やな~
だってチューリップの球根、
小売価格だったら一個xx円はするからな~
(多分、業者だったら
もっと安く手に入るんでしょうね)
薄利多売の世界なんだ~
・・無理かも

などと
「ザ・机上の空論ビジネス計画」を練っていたんですよ。

先日、お花を買う際に
そのことを思い出して

「あほやったな~私
要するに、本当の気持ちを『分析・通訳』すると
『アタシもこんな素敵なチューリップ欲しい~』
ってコトだったのね」

じゃー、アナタもチューリップ、買えばいいじゃん?

←いや、でもそんな「セレブな」お買い物私にはできない
 だって庶民だし
 食べられもしないものにお金使うのはね・・

そんな言葉を
自分にかけ続けていたんですね~

子育てストレスまみれだった時
ネットで出会った救いの言葉たち

「女性は、母親になると、途端に
『子供のためにすべてを犠牲スイッチ』が入りがち。
そこから「いち抜け」て
自分の足で(子供を言い訳にしたりしないで)
自分の人生を歩んでいくには
まず『自分が本当にしたい事、
欲しいもの、なりたい状態は何か』
を探らなきゃいけない
拗(こじ)らせ系の女性の場合
いったい何が欲しいのか、何が楽しいのか
全くわからなくなっていることが多い」

て、まさにバタコのことですね!?!?!?

本当は単にお花を買って
自分をもてなしたかった、ソレだけなのに

「売り場で花に囲まれながら
市場分析を試み ←フリだけね

『アタシは、すぐに枯れてしまうようなものに
お金を浪費するのではなく
この花を市場に提供する側になりたい』

となぜか拗(こじ)らせまくった思考を展開してた」

ってこと

やっと気が付いたんです・・

自分の勝手な基準で「スゴイ」ことやってる人にならなきゃ
  ■バリキャリ とか
  ■起業家 とか
自分には価値がない

って思っていたのね。

でも、

「欲しいんなら、アタシもお花を買ってもいいんだな」

って自分に許可を出せたら
それまで「高嶺(たかね)の花」にしかみえなかった商品が
急に親しく訴えかけてきて
   黄色、真っ赤、薄ピンク、濃いピンク、
   紫、白・・それまで「ディスプレイ」みたいな
   お飾り、見るだけのもの、だったのが

   「アタシをお家に連れてって」
   「いや、今日は私の番でしょ」
違う世界に来たような嬉しさを感じました。

スーパーの花売り場で「異世界トリップ」した気分。

というわけで
何の社会的地位もない、実績もない、
何も貢献していない、消費するだけの自分のために
いま、お花を飾っています。

ただ、それがうれしいから・・



アナタは今日、どんな風にご自分をもてなしますか?


ではまた、明日! 



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それだけの企画です。
人見知り・引きこもり系の自分ですが
色んな方とお話しさせていただきたいな~と思い
始めてみました。
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