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「透明人間」簡単映画レビュー

プロフィール
透明人間
2020年 アメリカ
監督 リー・ワネル
出演 エリザベス・モス, オルディス・ホッジ, ストーム・リード
ジャンル 外国映画?(アマゾンの不思議なジャンル名)
アマゾンのリンク 
https://www.amazon.co.jp/gp/video/detail/B08PSMZGQV/ref=atv_hm_hom_1_c_O1bmQI_3_1
著作権回避 イメージ写真

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こういう風にイメージしました。
映画のジャンル
最小限のCGで描く、サスペンス、SF。
最後まで見たか?
見ました。
ビックリしたか? 驚いたか?
考えていた、CGこってりではなく、また、包帯サングラス、トレンチコートという透明人間ではなく、斬新でした。
もう一度見たいか?
はい。
一緒に見て困る人はいるか?
全然大丈夫です。心臓直撃ドッキリというシーンもありません。
特筆すべき男優、女優はいますか?
主演のエリザベスモスの演技力が全てです。どこかで見たようなもさっとした、トロい感じの白人女性。追い詰められて、やつれていくのですが、そもそもやつれるほど、太っていくように見える。少しずつ強くなっていく。
印象に残るシーンは?

一瞬、製作費の節約かと思わされる透明人間の登場。幼い頃から植え付けられたイメージを裏切られます。ただ、壁を主人公が見つめるだけで、そこに透明人間がいるような気になる。そんなシーンが連続します。
ところが、確実に透明人間の脅威は大きくなっていき、特に屋根裏に上がって透明人間の痕跡を探すところからテンポが速くなっていきます。
主人公のエリザベスモスが少しづつ強い女性になっていくのに気づかされます。
泡式の消火器をかけると、透明人間の居場所が分かってしまいますが、このシーンを見て、高校生の時に放課後の校舎で、泡消火器を掛け合って遊んだ暗い過去を思い出しました。あの時はその場に、透明人間はいなかったようです。
監督については?
リー・ワネルというオーストラリアの監督。「アップグレード」という映画も面白いらしく今度見てみますが、今はアマゾンプライム対象外。レンタル400円。
仏教的にはどうか?
今回イメージした上記の写真を見て頂ければ分かるように、そこに透明人間がいると思えばいるし、いないと思えばいないのです。これは正に仏教の空の思想を感じます。
多分監督が仏教を意識していたということはないでしょうが、「この映画は、観客の妄想を頼りにして演出した。」というようなことを言っているようです。
透明人間は、もし実在する社会になれば、自分が今部屋に一人でいることは絶対ではないし、自らのプライバシーも絶対ではないのです。そして、それが自らに害を及ぼす存在であれば、この映画のようになるのですが、そうでなければ、自らの中にある仏性を観るという事になってくる。仏教的にみると、透明人間は深いテーマ。
これ以上言う事は?(ここは、思い入れがある場合に書く。長文注意)
今は、ドローンがあるので、簡単に空撮で綺麗な絵が撮れるのは素晴らしいことです。CGだらけの映画より、こうしたあっさりCGの映画が増えていくのでしょうか?

点数(10点満点)
8点
合掌

この映画レビューのポリシー
①ネタバレ無
②簡単に、見るべきか見ぬべきかが分かる。(人生を有意義に過ごす)
③悪口はかかない。(不満を臭わせるのは良しとする。)
④長文は書かない。
⑤好き嫌いせず色々なジャンルや国の映画を見る。
⑥映画のサイトから写真を持ってこず、自分でCANVAでイメージを作り、その映画の印象のままに、表示する。(折角、買ったので。)

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