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見えない敵と戦っても、意味は無い

気分が高揚している。

自分の中で、ずっとモヤモヤしていた事が一時間のメンタリングで、何が自分にとってモヤモヤしていたのか?そして、どうすることが必要なのか?といった事がストンと腹落ちしたから。

どうやら、私は

「見えない敵とずーっと戦い続けていた」

ということだった。

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8月、友人のFB でシェアされて知った株式会社LiB代表取締役松本洋介さんが、期間限定で女性が仕事に対してのモヤモヤや不安をメンタリングしてくれるという投稿があった。

育休前、育休中にちょうど仕事に対してモヤモヤ、モンモンとしていた。

仕事のメンターが複数居るといいとは聞いたことがあっても、そうした繋がりもなかった私にとって絶好のチャンス。ということで、漠然とし過ぎた悩みを持ってお話を。

私のふわふわ、モヤモヤ、だから何よ?!って話しだったかもしれないのに、松本さんは本質をズバリと見抜いて、アドバイスをしてくれた。

モヤモヤの森でさ迷っていた私に、一筋の光を与えてくれました。

そのアドバイスは

『ノイズが多すぎて、目の前の仕事に集中しきれてないのでは?そして、深さも出てないのかもしれない

目の前の仕事を周りよりも抜き出て結果を出す事。

一番大切なことは、今の会社で評価されること。

その評価は、あなたが自分自身にするのではなく、上司があなたを評価する。

見えない敵と戦って、自分に来たチャンスを投げ出すのは勿体無い。

チャンスが来たら、周りの声や見えない敵と戦うのではなく、ラッキー!と思ってチャンスを掴み続ける事が大切。

シンプルに考えて。評価は、上司がする。

今、世の中では好きな事を仕事にするという事が流行っているけれど、好きな事をすることが仕事ではない。

プロとして、求められた事を成果を出す事が仕事。

趣味ではないのだから、好きな事に捕らわれなくてもいいのでは。』

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私は、会社も好きだし、職場の人も好きだし、《仕事をすること》は好き。

でも、その《仕事内容を好き》か?と問われると、「好きです!」とは言えなし、特化した専門性もない。自分にとって胸を張れる感じではない事にモヤモヤし続けていた。

「好きな事を仕事に」という時代の言葉に惑わされて、青い鳥を探しまくって、グルグルしていた私。

でも、松本さんと話していた中で、青い鳥を探す事が本当に私にとってやりたい事なの?という思いが。

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私は、昔仕事で心が潰れた事があってから、仕事への捉え方に大きな変化があった。

《仕事で心身ともに壊さないこと》

を一番に考えて仕事をしてきた。

人から見れば甘いだろうし、今の時代の流れから見るとかなり頼りない働き方をしているかもしれない。

でも、今の働き方は、私にとって居心地の良い距離感であることは間違いない。

『キャリアとは、振り返った時に出来た轍のこと。過去積み上げてきた物が自分のキャリアとなる。

一番のキャリアの積み上げは、自分の会社の中で評価される様にすること。

目の前の仕事を頭二つ越えた事が出来る事に集中することが、今の貴方には大切。

そう言ってくれた松本さん。

頭二つ出ることはかなりの難関ではあるけれど…。

見えない敵に勝手に囲まれて、ノイズに捕らわれすぎて、自分の軸を忘れてしまってた。

《好きな仕事》ではないかもしれないけれど、《働く事が好き》と思える環境である事は自分にとって気持ちよく、私生活と上手くバランスを取りながら働けている。

それでも、いいんじゃないか。

働く意義は人それぞれで。

周りの声ではなく、自分の声で。

前回の記事でも書いたが、私は心身ともに健康であることに対してかなり強い思いがある模様。

復帰後、新たな仕事も任される事になった。

まずは、頭二つ出るのは難関だけど、目の前の仕事に集中すること、そして、深さを意識して取り組む事を軸に復帰しよう。

そろそろ、見えてきた育休復帰。