子供が学校に行けなくなる。
そんな非常事態に直面した親の辛さは
経験した人でないと本当のところは
わからないのではないかと私は思います。

でも、たとえ経験した人であっても
子供それぞれによって状況は千差万別。
学校に行けなくなった理由も、
その後の経過も、
回復の仕方も、本当にバラバラ。
子供の数だけ事例があると言っても
過言ではありません。

従って、
すべてを一括りにして議論していては
意味が取り違えられる場合もあるし、
伝わらないこともある。
どんなカウンセラー、どんな先生でも、
一瞬で治せる薬は持ち合わせていません。

子供が不登校になってしまった場合、
親は当然困惑し、混乱します。
そんな時、書籍を読み調べたり、
いろいろなＳＮＳでの発信を見たり、
情報を集めようと躍起になるのではないでしょうか。

「親の会」というものが各所で開催されていて
それに参加されることもあるかと思います。
参加すればもしかしたら解決するかもしれない。
そんな一縷の望みを抱かれる方も
いらっしゃるかもしれません・・・

不登校児親の会

私の長男の学校にも
「不登校児親の会」がありました。
保健室・学習室の先生が主催で
スクールカウンセラーさんのお話を聞いて、
質疑応答もできる。
また、保護者同士も少し話せるような場。

実は中１の３学期に行けなくなってから、
ずっとお誘いをいただいていましたが、
結局私は、長男が中３の時に１度だけ
「親の会」に参加しました。

なぜすぐに行かなかったのか・・・
元々長男自身は小学校の頃から
継続してカウンセリングに通っていたし
起立性調節障害で小児科にも通っていたので
正直なところ、それ以上時間的にも
私に余裕がなかったのですよね。

でも、自分自身が
『不登校支援訪問カウンセラー』の
資格を取得したこともあって、
一度参加してみて、
何か新しい知見を得られたらいいな・・・
と思ったのが、その時でした。

ちょうどコロナ禍でもあり
人数はいつもより少なめだったようです。
中高一貫校だったので、
両方の対象保護者約２０名。
結構いるんだねーというのが最初の感想。
人数を絞ってこれですから、
普段参加している人は、もっと多くて
各学年５人以上いそうな？
当然、参加されていない保護者もいるとすると
対象の生徒は相当数いたのでしょう。

「親の会」ではまず
保護者の簡単な自己紹介がありました。
ただ正直なところ、
これ、いるのかな？と感じました。
グループワークならともかく
ＳＣさんの話や卒業生保護者の話を聞く場で
うーん・・・？と個人的には思いました。

仕方のないことですが、
不登校になり始めの時期で
親も不安定の極致の場合、
お母様方は話しているうちに
感極まって泣いてしまわれるのです。
わざわざ泣かせる必要もなかろうにと
どこか思ってしまっていました。

私が参加した時は中３でしたので、
高校に上がってからのことが聞きたくて。
その時に得た情報は、有意義でした。

私にとっては、特に⑤は
「なるほどな～」と思いました。
その時、現実味はまだ全然ありませんでしたが
ちょうど長男のダイエットも成功し、
彼自身が少し“変わってきた”感覚があったから
もしかしたら？という小さな光を感じました。

親自身に合った「親の会」

長男の学校の「親の会」では、
学校主催であるにも関わらず
途中で退学した生徒さんの保護者も
来られていました。
これはもしかすると斬新かもしれませんね。
だって「学校に戻る」という話とは
真逆のことを、学校内で聞けるのですから。

その方のお子さんは、
起立性調節障害の傾向がありました。
通信制高校に転校されたのですが
結果朝は起きられず、リズムが整わない。
「辞めても、あんまり変わらない」
とおっしゃっていました。

起立性調節障害は、
環境を変えてもすぐに良くはならないですし
やはり時間が必要。
もしそれを知らないまま聞いてしまうと
通信制に転校しても意味ないのかしらと
思われるかもしれないな、
ＳＣさんや先生方が補足してくださったら
正しく伝わるかもしれないのになと
そこは少し残念に感じました。

ひとまず、私が知りたかった
高校生活のいろいろな注意点は聞けました。
で、私は「もういいやー」と思ったんですよね💦

参加したタイミング的にも
すでに自分が開き直りつつあったことや
「会」自体に重苦しい空気があったので
おなかいっぱいになっちゃったんですよね。

学校で開催していたので
建物や校庭には元気な生徒がいるわけです。
どうしても悲しい気持ちになってしまう
トリガーのようなものが
そこら中に転がっている中での会は、
辛い気持ちにもなりやすのではないかなと
思いました。

学校主催だからこそ良かった点もあり
だからこそ逆に辛くなる点もあり。
「親の会」と言えどいろんなパターンがあり
自分が欲しい話が聞けるかどうかは
行ってみないとわからないのだと思います。

学校ではなく、適応教室やフリースクール、
自治体や有志の方々が開催されている親の会も
最近増えていますよね。

子供達が学校に合わないことがあるように
親も「親の会」に合う合わないがあります。
ですので、１つ行ってみて合わなかった場合、
それでショックを受けたり、
悪いイメージを持ったりするのではなく
他の場も探してみてはいかがでしょうか？

苦しい気持ちを素直に共有できる会や、
家に子供がいるからこそ楽しめる話ができる会、
子供とともに参加できる会など、
もし一人で苦しいようでしたら、
そういう自分に合った会を探してみて
参加されるのも良いかと思います。

ただ、あくまで私見ではありますが
まだまだ自分は辛すぎるという段階の方であれば
学校主催のものは避けておいてもいいのでは？
と思います。

子供とともに、
親も自分に合った方法を探しましょうね。

必要な方に届きますように✨

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4/24（水）　20：00～
Ｘにてスペース開催します✨
学校に行けない子供を持つ親御さんに
ポジティブ発信をされている
ななこさんをお迎えして、
ノアさんとともに楽しくお話したいと思います！

「親の会」に参加する前に
一度お聞きになってみませんか？🥰

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共同ホストとして
一緒にスペースをしてくださるのは
ノアさん！
お子さんが学校に行けなくなってから
「ありがとう」の言葉で幸せを感じられている
素敵なお話を発信されています🌸

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ＸやInstagramでも発信しています。
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