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ヒッチハイカーを乗せるとしたら何を話すかなぁ

先日車を走らせていると、インターの手前あたりでスケッチブックを掲げたヒッチハイカーを見かけた。夏休み期間だったしおそらく大学生。
彼の行き先は自分の帰り道と全然違ったのでスルーしたけど、もし行き先がドンピシャだったら自分の中に乗せるという選択肢はあるだろうか?乗せたとしたらどんな話をしたい・聞きたいだろうか?という妄想をしばらく楽しみながらドライブをした。

自分は話すよりは聞く方が好きで、ある程度まとまった、ひとに聞かせる(オチのある)話をするのが得意でないので、基本的にはヒッチハイカーの話が聞きたい。
なぜヒッチハイクしているのか、普段は何をしているのか、これから何をしたいのか、ヒッチハイクで出会った人や出来事、価値観や考え方など。

でももしかしたら逆にヒッチハイカーも聞きたいタイプかもしれない。これまでも乗せてもらった人に時間の許す限りその人の生き方を聞いて、自分探しの旅をしている人かもしれない。
そうだったら自分ならどんな話ができるだろう。どんどん質問を投げてくれたらそれに答えていくのなら簡単なのだけど。
高校から大学を出て今の職へ就くまで。今の職の好きなところや難しいところ。友達との関わり。大学に入ってから新しく知った自分のこと。今後やりたいこと。
抽象的に項目を挙げることはできるけど、それぞれをじゃあ具体的にどんな話をするのかとなると、ここでは長くなるというのもあるがきっとかなり書き出しまとめるのに時間がかかるだろう。特に今後やりたいことなんて、今特に思いつかない…(今眠くなっているからというのもある)。

ドライブ中はこれよりもう少し具体的に妄想していたけれど、結局、楽しい話やヒッチハイカーの印象に残るような話はできなさそうだなという結論に落ち着いた。
実際ヒッチハイカーを乗せる勇気はまず出ないだろう。よっぽど田舎で自分くらいしか拾ってあげられないんじゃないかという状況でない限り。

でも。もしも乗せるような機会があったときに、おもしろい、印象に残るような交流ができるような人に、厚みのある人に、そうありたいという気持ちはたしかにある。そのことを再確認できた。

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