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おうち英語 我が家とマザーグース


こんばんは、4歳の双子とおうち英語実践中のかおりです。英語の絵本が好きで、毎日絵本を主軸に読み聞かせをしたり音源を聴いたり、動画を英語で見たりしながらバイリンガル育児を行なっています。

おうち英語はインターナショナルスクールや海外の長期滞在ではなく、おうちでの絵本読み聞かせや語りかけ、動画視聴やオンライン英会話などで日英バイリンガルを目指す取り組みなのですが、お家によって取り組んでいる内容は様々です。絵本を全く読まない、音源をかけないというおうち英語ファミリーは少ないかなと思うのですが、マザーグースを歌っているか、歌っていたか、は各ご家庭で分かれるのではないでしょうか。我が家はマザーグース歌ってました。がっつり強火でマザーグース歌ってたし、現在進行形で歌ってます。


歌絵本お勧め!大人が覚える前から読めるし歌える。英語苦手な人はCD付きも嬉しい☺️

マザーグースってなんだ?

マザーグースは、英語圏で歌われてきた童歌で、代表的な例はキラキラ星やメリーさんの羊、ロンドン橋などが挙げられます。
18世紀に書かれた書籍にマザーグースが載っています。それほど昔から英語圏で歌い継がれてきたものです。日本語だとどんな感じでしょう、あんたがたどこさ、とおりゃんせとかでしょうか。


マザーグースをなぜ我が家が取り入れたのか?

我が家がおうち英語をやり始めたのがコロナの真っ只中で、ステイホームが奨励されていた頃でした。双子の赤子を抱えてワンオペで、しかもお出かけも気軽にできないとなると頼りになるものはおうちのおもちゃや絵本、そしてYoutube!!!!!!大活躍していました。いや、小さい子へのスクリーンタイムを限りなく短くした方がいいのは知っていたのですが、一日中10時間以上ワンオペで、お出かけNGで、なかなか寝ない双子と過ごす一日の中で、私はリスクも理解した上で動画と上手く利用して気分転換するのはアリだと判断しました。それでもやっぱり罪悪感のあった私がたまたま見つけたSuper Simple SongsというYouTubeチャンネルは救世主で、なんとなく育児の大変さから逃げるためにつけていたYoutube がぐっと教育目的になり、罪悪感を減らしてくれたのを覚えています。もともと英語が好きだったのもありSuper Simple Songsの歌を覚えて隙間時間に歌い始めたのが我が家のマザーグースの始まりです。
とは言っても、Super Simple Songsで扱っている歌は、コテコテのマザーグースは少なくて、よりシンプルなものが多かったのですが、そこから視聴チャンネルが増えてMother goose ClubやThe Wigglesを観るようになり、ありとあらゆるマザーグースを耳にしては子供が寝静まってから歌詞を覚える作業を繰り返し、私はいつのまにか数十曲のマザーグースが空で歌えるようになりました。

マザーグースが歌えて良かったこと

リズムとテンポ

マザーグースの歌は、さすが英語圏で歌い継がれただけあって英語の歌独特のテンポやリズムが身につき、それらを何度も口にすることでかなりスラスラと英語のセンテンスが口から出るようになりました。

英語時間の確保

我が家の双子は日中、認可保育園に通っておりおうち英語をする上で英語時間の確保が難しい状態でしたが、私がマザーグースを覚えたので保育園の行き帰りやお風呂の中、寝る前の子守唄など隙間時間にマザーグースを散りばめることで英語時間の確保が容易になりました。特別な機器の準備が不要で、まとまった長さの英文を話すのは非ネイティブには難しいですが、マザーグースを数曲覚えるとぐっと楽になります。


Ladybirdのマザーグース集は挿絵が面白可愛くて娘のお気に入りでした。歌詞が手元にあるってありがたい。

子のアウトプットの期待

そして親が歌うと子もよく覚えて歌い始めます。これは人によるとは思いますが、親が楽しそうに歌っていると子も気分はいいでしょうし、一緒に歌い始めて、しかもそれが文法的に正しい英文の状態で出てくるため、無理のない形で子のアウトプットが期待できると私は考えます。

文化と一般常識の理解

先述の通りマザーグースは数百年英語圏で歌い継がれているため一部一般常識化しており、文化理解に役に立つタイミングが多々あります。例えば、英語絵本の中では有名どころのGoodnight Moon 表紙に映り込んだ絵は月を飛び越える牛が描かれていますが、これはマザーグースHey Diddle Diddleの一節です。
Hey, diddle, diddle,

The cat and the fiddle,

The cow jumped over the moon;

絵本を読むときにも一般常識のように出ますが、3,4歳向けのワークブックにも問題として出てきます。猫が弾いている楽器はなんでしょう?答えはThe fiddleという形で。


この月を飛び越えている牛の話。知らなくても死にはしないんだけど、この一般常識の積み重ねがネイティブと非ネイティブの溝を深くしてると私は思っている。


マザーグースのThis Little Piggieを歌う息子


マザーグースと絵本の読みについて

これも子によるとは思いますが、私がマザーグースを気に入って家に数冊マザーグースの歌詞の書かれた本を置いていたところ、本の挿絵を見て2歳の娘が歌を歌っていることがありました。その後もやっぱり本を開きながら歌うことを繰り返すうちにSight WordやPhonicsの基礎部分の知識が結びついてTwinkle Twinkle Little Star と自分でページを開きながら読んでいる姿がありました。歌で歌詞を覚えているので、次来るであろう音が推測でき、完璧には読めない部分の知識を補い、さも読めているかのような状態になる歌絵本は、【自分で読んでみたい】という欲を持った我が子にはぴったりな本でしたし、自分でやりたい!読んでみたい!というお子さんにお勧めしたいです。読める!とは言い切れないものの、読めているような状態になり、根拠ない自信は他にも読めるかも!やってみようと背中を押してくれると思います。

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<本講座が目指しているバイリンガルのイメージ>

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