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横浜南インド料理店ガネーシュ、オーナーシェフとの出会い

前回書いた通り、カレーリーフの苗が沼尻さんから提供されました。
最初の年、8本のウチ1本は寒さに耐えられなかったのか枯れちゃいました。
そのほかは今でも元気に育っています。枯れた原因は寒さと言うより、植えた時に根っこを崩しすぎて、苗が弱ったのかな?と今考えると思っています。

1年目、そんなに大きくはならず、でも枯れるわけでもなくで過ごしてくれて、2年目の春花が咲いたので、どうなるかなーとみてたら実が付いたのでそのまま実らせてみました。そしたら1ヶ月か2ヶ月ほどで真っ黒に熟したので収穫して、その種をポットに植えてとせっせと苗を作り始めました。

カレーリーフの花 冬に寒さにあたると3月ぐらいから花が咲く

3年目ようやく人の背丈ぐらいになってきて、枝の数も増えてきて来たので、沼尻さんから催促もあって少しだけテストで今年は送れそうです。でも木の様子を見ながらだから、本当に少しですよと話していました。

私がのんびり栽培してる間に、沼尻さんは協力者を探してくれていました。そのお一人が横浜緑園都市で南インド料理店ガネーシュをやられていた石原シェフでした。

最初は私から電話をしたのかな?と記憶は定かだないのですが、カレーリーフが送れるようになったので、少量送りますが、パッキングの方法など開幕見当がつかないし、使った感じのフィードバックをお願いしますと箱詰めをして送ってみました。

最初は木質化してる枝ごと切って、濡らしたキッチンペーパーで包んで送ったり、ビニールに入れて送ったり、今のように10枚ぐらいの葉っぱがついた串枝を濡れたキッチンペーパーで包んだり。
その都度営業が終わった頃に電話をして、届いた状態や、香りの状態など、あと南インド料理の事、カレーリーフがとても重要なこと。すごく熱くやり取りさせていただきました。

宮里さん、カレーリーフが世の中に定着するかどうかで南インド料理店が日本に定着するかどうかなんですよ。とかいう話をしていた記憶です。

話半分で聞きながらも、コレはひょっとしてとんでもないプロジェクトに巻き込まれちゃったのかもってこの頃思ったものでした。

ウチが送れる時に、送れる量でと気まぐれで出してたのを根気強く使ってくださった石原シェフ。
石原シェフがいなければ、今のカレーリーフのパッキング方法は出来なかったし、収穫後どのような状態で保管をして、いい状態で輸送させるかなんてことも確立して無いと思います。
今、世の中で出回ってるカレーリーフの流通方法は石原シェフはじめ、協力してくださった方がいないと出来なかったのです。

そんな初期の協力者のもう一人の方がいます。
その方は次回に

続く

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