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【HSPパートの自論】頑張るをやめて仕事に対して考え方が変わった話

まずは簡単に自己紹介を。
・HSP
・INFJ-A
・真面目
・常に内省している
・友人は狭く深いタイプ
・20代は正社員で勤務
・30歳から働き方を見直す

仕事に熱を持って生きていた20代、それに尽きた30代。誰からも望まれていないのに勝手に完璧を目指そうとする会社員時代。いい子になることをしてきた学生時代。…というと優秀そうに聞こえますが、校則を破ることもあったし、会社や上司に対して思うことは言ってきた人間です。自分の正しさはちくちくと主張したいめんどくさいタイプです。
でも働きだして16年間、たいして変わらないことも多かったので「頑張ることをしない」と決めました。なんでそう思ったのか書いてみようと思います。


100の完璧を自分に求めない

なぜか100の完璧がいいと思っていました。
なんでだろう?不思議です。仕事で求められるからでしょうか。
私がいう100の完璧とは、いわゆる「一人前」「プロフェッショナル」であり、常に100の能力を出せる人のことを指します。そんな人なかなかいません。NHKのプロフェショナルという番組に出るくらい、希少な人たちだと思っています。
書いてて思います。そりゃ、自分は無理だろって。でも、ここを目指そうと思っていた過去があることは誇りに思います。

85に行けたら一流。そこから上がるのが難しい

「あの人は仕事ができる」と思う人は、だいたい85以上のスキルだと考えています。このレベルまで来ると会社では、一目置かれる存在になるはずです。そして頑張った努力の量が多ければ、だいたいの人は85にはなれると思います。
しかしここを境に、85→86のように1つずつ上がるのは難しくなります。なぜなら努力の量だけでは結果が出ないからです。その人の生まれ持った性格や、仕事への向き合い方や環境が大きく影響すると思っています。なので87と90の差は全く違います。他の分野の人からすると87も90もすごい!となりますが、85を越えた人はその差を痛感します。「どうしたらあの人みたいになれるのだろう」

世の中には120も45もいる

85を越えたあたりで、びっくりする事実を知ります。
上限が100だと思っていたのに、世の中には120など数値不可能の人もいると知るのです。いわゆる天才と呼ばれる人たちです。しかも会社などの組織にたまにいることも知ります。そして自分を凡人と痛感します。天才は、凡人が後天的に頑張って習得したスキルを、息をするかのようにこなしていきます。
また85のあたりで、後輩の指導をする立場になることも多いはずです。その際に何を言っても伝わらない人とも出会います。自分では当たり前だったことが、なぜか伝わらないのです。そこで初めて世の中には、一流の半分以下のスキルしかない人もいることを知ります。

世の中は広い。人にはそれぞれ適材適所がある。

45だからだめだとか、120だからすごいとかそんな単純な話ではないと思っています。そりゃ、天才はすごいです。でも、天才だって、天才なりの悩みがあることを知りました。当たり前ですが、その解決は私にはできません。
50の人は50の仕事、85の人には85の仕事があることも知りました。なぜなら仕事は自分一人では成り立たないからです。相手がいるから85の人は輝くし、尊敬もされるのです。「85までの道のりを誉めて、すごいでしょ」という人よりも「みんなのおかげで85の自分がいるから、できることをします」という人の方が尊敬されるのは想像しやすいと思います。

結果:私はやる気がなくても65は出せるかも

こんなことを偉そうに言っているあんたは何様やねん、と思われそうですが私は頑張ることをやめた女です。もちろん100も85も目指していません。私が目指すのは65。できないと思ってたら意外とやるやん、と周りから思ってもらえるギリギリのあたりです。
ちなみに65のスキルの条件は、「元気な挨拶・笑顔・言われたことをする」ことだと考えています。この条件さえ満たしていれば日本では、無下な扱いを受けることはほぼないです。好きな仕事も好きじゃない仕事も感情に振り回されることなく、このレベルでできる人間でありたいなぁと思っています。

もちろん、この考えをクズだと思う人がいることも承知しています。かつての自分がそうだったからです。「仕事とはプロになることである」これは紛れもない事実だと思います。でもそんな人たちがいるからこそ、私みたいな人間がゆっくり生きていけるのです。頑張れる人は頑張って、頑張れない人は頑張ることをやめてみる。いろんな人がいていいじゃないですか。
そして万が一、85のスキルを習得できたと思う分野があれば、惜しみなく自分のできることを実行していくのです。「その気持ちわかる〜」と言って、周りを自分のように愛せたら、きっと素敵な人生になるだろうなと思っています。

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