見出し画像

【長野県佐久市】バルーンフェスティバルに行った話

私が住む長野県では毎年5月にバルーンフェスティバルが開催されます。熱気球が空に浮かぶ光景は圧巻です!

空にカラフルな惑星が浮かんでいるみたい

全国各地で熱気球競技はあるみたいですが、私は長野に来るまで知りませんでした。
2回目の気球鑑賞。初心者な私が熱気球の魅力を語ろうと思います。


気候・自然に影響されまくる

ほとんどのスポーツは気候や環境に多く影響を受けます。
スキーも雪質が大事だし、マラソンも標高で変わってくるし、サッカーも雨が降ればプレーも変わってくるでしょう。室内競技でも湿度や温度によってコンディションが大きく変わるかと思います。

しかし、熱気球以上に自然に左右される競技はないのではないか…?

まず広大な土地が必要です。
ビルばかりの都市じゃ絶対に開催できません。

田んぼと川やたまに民家がある程度

建物にぶつかる危険性もありますが、熱気球にとって風の影響が一番重要です。そのため上空の気流が安定している早朝に競技は始まります。(佐久はAM6時開始)

また晴れていることも重要です。
ほとんどの熱気球競技の開催時期は、晴天率の高い季節に行われています。

このように、天候・風・安定した上空・広大な土地の条件が整わないと、熱気球競技を見ることはできないのです。
人生のうちにあと何回見れるの?ってゆうぐらい奇跡的なスポーツだと思ってます。こんなに環境に左右される競技って他にあるかな?

チームプレーの大切さを知る

だいたい5-6人のチームのようでした。
チームに一台のワゴン車があって、そこに必要なものを用意していました。

「準備開始」のアナウンスが流れたら、各チームが一斉に気球を膨らましていきます。

大きなガスバーナーみたいなやつで熱を入れている

気球に熱を入れる人。膨らみを確かめる人。気球が飛ばないように向こう側で引っ張る人。熱量を調整する人など、それぞれが役割をになっているようでした。素晴らしかった。

しかし、気球を空に飛ばすための準備。
どれぐらい練習しているのだろう。
みなさん慣れた感じで着々と準備してたけど、膨らませたりコストかかり過ぎるよね…。場所も必要だし…。毎年同じメンバーでやっているのかな…。
要らぬ心配をしてしまいました。

王蟲みたい

空に飛びたいと願った人間の発明

十分に熱が送り込まれたら、熱気球は身体を起こし始めます。

百人は余裕で入れる大きさ

大きく膨らんだ熱気球は弾力のある風船のように、ポワーンと立ちます。隣の気球にぶつかっても大丈夫。倒れることも倒すこともないぐらい、程よい感じで自立していました。
見た目は柔らかいけど自立している、熱気球のような人間になりたいですねぇ。

熱気球が自立しているのは、ずっと熱を送り込んでいるから。そして強靭な布と縫製で破れないからです。
言い換えると、熱と布と風で空に飛ぶ単純な乗り物とも言えます…。
空を飛びたかった人間の執着…いや叡智を知りました。

最新テクノロジーも使われている

人間のチーム力で準備し、熱・布・風で熱気球は浮かぶそうです。しかも天候に超左右されます。うーん、不安定要素が満載すぎますよね。
しかし、テクノロジーも使っていることを知ります。

乗る人とサポートする人

写真じゃ見づらいですが、車からパソコンを取り出して設置してました。パソコンを見て位置を確認し、風を読みながら行先を決めるのでしょうか。
すごいなぁ。でも1人でやるのは大変そう…しかも上空で。

チームによっては2人乗りもありました。
1人じゃ不安だから2人がいいなー。パソコン知能担当と、風の使い担当で仲良く空を飛んでみたい。
そんなことを思いながら、空に飛んでゆく人を見送ります。

スポーツや文化を知ることは大切

早朝にもかかわらず、GWのためか小さな子供のいる家族連れが多かったです。みなさん早起きして見にくるんですね!
夫婦や私のように1人で来ている人も多かったです。混んでいるけど、そんなに混んでいないのでおすすめです。(日本語…笑)

小学生低学年ぐらいの子供が近くにいましたが、ずっと「すごいー」「あれ見て!」と叫んでいました。大人の私でも感動するぐらいなので、小学生ならもっと純粋に楽しめているでしょう。

彼らにとっては人生の思い出になっているはず。「小さい時連れて行ってもらったな〜」みたいな。
そうゆうのっていいですよね。
幼少期に幅広い文化に触れるのは人生でとても大事だと思います。

まぁ、幼少期に関わらず、大人になっても知らないことを知るのはとても大切ですよね。今年は長野ならではのイベントも積極的に行ってみようと思いした。



この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

サポートお願いします!いただきましたサポートは、新たなネタ集めの交通費として使わせていただきます🙏