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一月だけ専業主婦になり、たまに日雇いで働いていました

パート先が休業中。来月から復活予定で今月だけ真の専業主婦でした。
一月だけ働く条件では雇ってもらえなかったので、友人から勧めてもらったタイミーというアプリで働いていました。タイミーとは、単発バイトを紹介しているアプリです。私も最近になって知りましたが、飲食店やスーパーなど色々なお店が一日だけの求人を出しています。未経験者でもokのところもあったのでいくつかお試しで働いてみました。今回は日雇いバイトでの感想を書いてみようと思います。


どこも人員不足

まずアプリを開いて思ったことは、意外と求人が多いということ。長野県は、求人はないんじゃないかと思いましたが割とありました。田舎でも、好き嫌いをせず五体満足・60歳ぐらいまでであれば、お金は稼げることを知りました。
大体の仕事が専門的なものではなく、高校生でもできるような作業をすることが多かったです。そのため単発1日の私でもできました。これからはAIや機械化だと言われていますが、まだアナログな仕事は残っており、この先10年ぐらいは人間がやる作業もあるだろうなと感じました。

お試しで働けるので視野が広がる

1日だけの仕事場でもいろんな人間関係を垣間見ることができます。「あの人はお局っぽい」「あの社員さんは優しい」とかです。きっと皆さんの職場にもいるであろうポジションの人が、どこの職場にもいることを知りました。そして顔の表情や立ち居振る舞いで、なんとなく誰がどのポジションか分かるスキルも増えました笑

また普段は気付けなかった仕事をすることで、世の中の仕組みも分かるようになりました。私はペットフードの品出しをしましたが、ペットを飼ったことが無かったので未知の世界でした。キャットフードに、ささみ味やマグロ味があることも、赤ちゃんや15歳以上の年齢別に分かれていることも初めて知りました。ペットフード業界の一部分を知れた良い機会でした。

仕事に貴賎はないと体感

これはネットで議論を呼ぶ話題ですが、私はそのように感じました。
例えば先ほどのペットフードの品出しだと、
・品出しすると手が乾燥する→ハンドクリームや手袋が必要→それぞれの企業で商品が売れる
・品出しは身体の負担がある→マッサージに通う
・そもそも店頭に商品がなければ、近くの動物たちは餓死しちゃう
確かに品出しは高校生でもできることかも知れませんが、近隣のペットの命を支えていると思えばなんと尊い仕事なんだろうと思いました。また、派生する商品の会社にも貢献していると思い、全ての仕事は支えあっているのだなぁとまた新しい発見にもなりました。

やっぱり接客が好きだなと実感

品出し、レジ打ち、洗い物、アパレル接客と色々と単発でお仕事しましたが、一番楽しかったのはアパレル接客でした。お客様とお話しして、お店にも売上を貢献できるのはやっぱり嬉しい。10年していたこともあり、久々の仕事も身体が覚えているようで楽しくできました。

でも同じところで何度も仕事をすると、関わる人を裏切りたくないという謎の感情も芽生え始めています。元々1日だけと割り切っているはずなのに、親切にしてくれたり、名前を呼んでありがとうと感謝されるとこれからもここで働いたほうがいいのかな、と思うことも。これ以上続けるとこの気持ちに負けそうになるので、来月からはタイミーとは距離を置いて、本業のパートをさらに楽しもうと思っています。

タイミーのような日雇いバイトは、割り切って働ける人や、気になる職場をお試しでどんな感じか知りたい人にはおすすめです。
私は将来、スーパーサブになりたいので色んな職種を体験することはとても楽しかったです。経験値を積んで「かおりさんに任せといたら大丈夫よ〜」と言ってもらえるおばあちゃんになるため、新しいことも進んで経験して行きたいなぁと思いました。

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