36歳女友達が集まれば、マルチ商法や宗教や詐欺の話そんな話題に花が咲きます。ちなみに私は勧誘もナンパすらもされたことがない、話題性０の女です。「気軽に近寄ってくんな」とゆう謎のオーラを出して、街を闊歩しています。変態です。
なので今回は友人の友人のお話を書きます。どれもとても香ばしいお話なので、注意喚起として書かさせていただきます。
もしこれらの事例に当てはまっていたらご注意ください！

きっと嘘だよ？

友人の友人A子ちゃん。会ったことはありませんが、人生で色々とお悩みがあったらしく、マインドフルネスに助けられ今ではとても幸せに暮らしているそうです。マインドフルネス…たぶんヨガとかそういった類いかと思われますが、そのお陰で人生が救われたのならハッピーですよね。でも話はここから。

「この素晴らしい考え方を多くの人に知ってもらいたい。そして私と同じような人たちを助けたい。」そんな純粋な気持ちでFacebookなどのSNSにたくさん発信していたそうです。それはとても素晴らしいことですが、そこで寄ってくるのはその善意を利用しようとした人たち。「海外ではこんなに困った人がいます」やら「あなたのその考えを本にしたいです！出資金としてうんちゃらかんちゃら…」そんな言葉がメッセージに来たそうです。

友人も「あれれ？」と思っていたそうですが、時すでに遅し。A子ちゃんは純粋に彼らのために数百万円をお支払いしていたそうです。しかも彼女はマインドフルネスを広めるため数十万円も出資し本を出版するらしいです。電子書籍で。

同じ境遇の方へ。
どんなに素晴らしい生き方でも、発信するといい人も変な人も近寄ってくるかも知れません。知らない人からの言葉は無視しましょう。

幸せって売れるの？

友人の会社の後輩B子ちゃん。お仕事をずっと頑張っていたそうですが、少しずつ体調が悪くなりパフォーマンスも落ちてきたそうです。「何かあったの？」友人が聞いた時には「寝不足が続いてて…」ととても疲れていた様子だったそうです。

「徹夜明けで」「週末も出かけてて」そんな繰り返しで仕事はミスばかり。いい加減ひどいので改めて友人が問いただしたら「サイドビジネスの広報活動で、全然休む時間がなくなりました」とのこと。どうやらそれは飲めば幸せになれるお茶ということでした。最終的にB子ちゃんは、サイドビジネスに本腰を入れるため会社を辞めることとなります。

同じ境遇の方へ。
幸せになるために体調を崩すんじゃないよ。

お金で健康買えるの？

入退院を繰り返していた友人の友人C子ちゃん。数週間入院していたそうで、保険でカバーできると言っても入院費用はバカになりません。身動きがほぼできないC子に「この布団で寝れば病気が治るよ」と甘いセールストークが。
冷静な第三者であれば「そんなこと信じるの？」と驚きですが、藁にもすがる思いで健康になるため40万円の羽毛布団を買ってしまったそうです。
後日、C子は「普通の電気毛布でした」と言っていたそう。

同じ境遇の方へ。
布団で病気が治るなら、あなたはとっくに元気だよ！

結論：落ち着け！大体のことは無料でできる

これ以外にもまだまだありますが、今日はここまで。
自称詐欺に引っかかったことのない私が紹介しましたが、もしかしたら「実は同じことあります…」という方もいるかも知れません。傷をえぐることをしてごめんなさい。ただ、あまりにも多いから注意喚起として取り上げました。

確かに世の中にはお金をかければより深く知れる情報があるのでしょう。無料のSNSでは知れないことを本を買って知れるように。
しかし、です。弱った心に群がってお金を稼ぐ輩もいるのです。だから「私しんどいです！助けて」なんて周りに教えちゃダメです。「私幸せになりたい！」も「私人を助けたい！」もSNSで宣言はしない方がいい。気心知れた知人たちに宣言しましょう。

こんなことを言っておきながら、私も今後のためそれぞれの対処法を考えておきます。

①A子のケース
知らない人からのメッセージは無視。そして「私のこの崇高な気持ちどうして他人のあなたが分かるの？」と自分の素晴らしさを全面に押して、他人をビジネスに巻き込まないようにする。
②B子のケース
「私はすでにハッピーですけど？」もしくは「飲んだら幸せになれるのに、なんで戦争は起こるの？」と世界平和を訴える。
③C子のケース
「布団より、個室にして美味しいもん食べて最高な病院ライフを過ごしたい」と言って入院環境の改善を訴える。

結論、「それもいいけど、100万円欲しいっす」で撃退です。
それでももしウマイ話に乗ってしまったら、笑い話にできるまで消化させnoteに恥を晒します笑。そして勉強代だと思って、同じことはしないようにしたいです。
この先も生きてたらウマイ誘いなんてたくさんあるだろうからお互いに気をつけたいですね。そんなわけで、詐欺師もドン引きするような断り文句を日々考えています。