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地震に備えて私がやっていること

今年に入ってから地震が多いような気がします。先ほども埼玉や栃木で起きたばかりで、私が住んでいる長野でも震度3の揺れがありました。(どうか無事であってほしい…!)
日本に住んでいると地震からは逃れられないと思っています。私は阪神淡路大震災を経験しており、非常事態がいつ来てもいいように準備しています。今回は私が準備しているもの、心がけているものをまとめてみました。(それでも足りないと思いますが…)


ライフラインが断たれても数日生きていける準備

もし仮に水道・電気・救急など生活に必要なライフラインが数日来なくても、なんとか1人で生きていけるものを準備しています。大怪我をしたり家が倒壊したら難しいですが、1人で避難所に行くぐらいの体力と精神力があれば耐え忍ぶことができるぐらいの準備です。

食糧・水・茶
カセットコンロ・ボンベ
懐中電灯・電池・ソーラー充電器
ウェットティッシュ・水に流せるティッシュ
紙皿・ナプキン・紙パンツ・携帯式トイレ・
コンタクトレンズ・歯ブラシ・マスク
防寒用の被るやつ・シートタイプのシャンプー など

これらをリュックに詰め込んで、いつ家を出てもいいように準備をしています。食糧はカップラーメンなど非常食と言われるものを常備。飲み物は水で十分ですが、もし仮に10日間ほど何も買えないと考えるとお茶やコーヒーなど嗜好品を用意しておくのもいいかもしれません。お子さんがいる場合はキャンディーやチョコなど甘いものを常備しておくのもおすすめです。

あとは衛生面です。不衛生な状態が続くと予想されるので、体を拭くシートなど自分でできる範囲は準備しておきたいところです。私は数日間同じ下着でいることが不愉快に感じるので、紙パンツを夫の分も購入しています。
これらほとんどが100均で買えるので、何もない日常の時からぜひご用意しておくことをおすすめします。

家から避難する時のシュミレーション

私が経験した阪神淡路大震災は早朝に起こりました。家族は全員寝ていて、家を出る時は家の中の全てのものが散乱していました。それからは「もしいま震度7が来たらどうやって家を脱出するのか?」を考えるようになりました。

まず廊下やリビングの入口に高い棚があれば、それが倒れると道を塞いでしまいます。なので高い棚は置いていません。腰ぐらいの高さの棚でも、余震が続くなか女性1人で避けるのは無理だと思います。

脱出経路を確保したら、次はそれまでの手段を考えます。家の中が散乱している場合、気をつけたいことはケガです。スニーカーや底の厚いスリッパを履くことで、窓ガラスの破片や食器などを踏んでもケガをせずに済みます。私はSUBUというスリッポンを家の中でも履いており、寝る時もベッドの横で脱いでいます。

あとは夜の場合を考えて、懐中電灯も用意しておきます。充電式なので週に一度はバッテリーを満タンにしています。

もし外出中にあったら

もし仕事やお出かけで外出中だった場合のことを考えて、日頃使うリュックにある程度のものを入れています。

ティッシュ・ナプキン
ソーラー式充電器
手帳に書いた家族の連絡先

これらに加え、東京など遠い外出の際はコンタクトレンズの予備やウェットティッシュ・マスクなどを持つようにし、数日間家に帰られないことも想定しています。
実は数年前の台風の際には、関西空港から出られないことがあり周りはプチパニックでした。その時に困ったのが、トイレと飲み物とスマホの充電切れと視力の悪さでした。その辺りの最低限のものを持つようにしています。

それでも想定外は必ず起きる

家の中には自分の背より高い家具を置かない。寝室はなるべくものを置かない。観音開きの家具にはストッパーをつける。数日分の食糧はストックしておく。いつでも避難できるようにしておく。
このように今の日常で考えられることは対策をしていますが、それでも想定外のことが起こるのが緊急事態だと思っています。

「私は準備しているから大丈夫です」とは思っていません。「準備していても想定外はあるでしょう」と思っています。想定外があっても「大丈夫、私は準備している」と動揺する心を落ち着かせて行動したいのです。
私は震度3の揺れでも心臓がバクバクしてしばらく動けなくなります。一番冷静でいられなくなるタイプの人間だと思っているので、なるべく準備をして冷静でいようと心がけています。

私がここで書いたのはあくまでも物質的な対策です。被災された方には目に見えない傷があり、それは事前の準備ではまかなえないと思います。どんなに準備したって全然足りない。そんな気持ちで日常を大切に過ごしていきたいと改めて思いました。

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