見出し画像

もしもホロスコープがカレーだったら

2017年2月27日のツイートまとめ。対面少人数制で「ホロスコープの完成品を横に置いて書き順に沿って手で書き写してみる講座」を開いていた頃のツリーですねえ。

当番は「ホロスコープがカレーなら、占星術用の計算&描画ソフトを固形カレールーくらい画期的な製品だ」と思っています。手計算手書きしかホロスコープの入手手段がなかった時代は、小麦粉とバターとカレーパウダーでルーを自作していた時代みたいなもんです。カレーパウダーの調合から、かもしれん。

当番が本を引き引きホロスコープを手書きし、小麦粉をバターで炒めていた頃(※1980年代後半)。近くにカレー作る(ホロスコープ書く)仲間、ホントにいなかった…!!作るどころか見たことない食べたことないカレーの味を語り合える仲間がいない。固形ルー(計算描画ソフト)様々、1990年代半ばから一気にカレー人口が増えたこの感動よ。

「小麦粉炒めてルー作りから始めないとカレーとは言えないよ」とか「いやスパイス調合から始めないと本物じゃないよ」みたいなこと、当番は言いたくないです。固形カレールー、レトルトカレー、ホロスコープ計算ソフトに無料計算サイト、大いに結構。まず多くのひとにカレーうめぇしてもらうことが先。

市販のカレー、半製品のカレー、誰かに作ってもらうカレー。まず食べて「カレーうめぇ(ホロスコープ面白い)」と思ったひとの中から、「カレー作ってみたい」と思うひとが出てくる。「うめぇ人口」が増えないと「作りたい人口」が増えない。作るのだって、まずは固形ルーでいいじゃないか。

固形カレールーで作ったカレーを食べながら、100人にひとりでもいい。固形カレールーが生まれる前も、カレーを作って食べていたひとがいたことに思いを馳せてくれたら当番は嬉しい。小麦粉炒めてルーを作っていた時代は、そんなに昔ではないよ。当番の祖父母、いま20代なら曽祖父母の時代だよ。
手計算手書きしかホロスコープの入手方法がなかった時代も、そう昔の話ではないよ。ほんの30年前だよ(現在サタリタ前の皆さんには「生まれる前じゃねーか!」とツッコまれるだろうけど)。まあ星見婆さんの大正風カレー作り実習に来てみてください。平成生まれの役にもまだ少しは立つから。

(計算はすっ飛ばして、完成品の書き写しからするので、あくまで大正「風」カレー、手計算しない手書きホロスコープです。また、当番は大正生まれではなく昭和生まれです。ホントです)

占星術沼へおいでよ(カレーの鍋をかき混ぜながら)。

【2024年追記】
この2017年当時、「ホロスコープの完成品を横に置いて書き順に沿って書き写す講座」で使っていたテキストを、コロナ禍の2020年、自宅学習用にPDFで販売開始したのが #ホロスコープを描こう です。2024年現在もジワジワと地味に売れております。


お気が向いたらサポートをお願いします!サポートは当番の紅茶代となり、ひいては明日への活力となります