報道特集を見て感じたこと。

土曜日の夕方、報道特集を何気なく見ていました。

内容はとある介護施設で虐待が行われているのではないかとのこと。
入所者にあざがあったり、ベッドから落ちたのに適切な対応を取らなかった為、亡くなったとか。

あざの映像みたけど、ちょっとぶつけただけでできるようなあざじゃ無かった。

施設側の言い分は、ベッド柵に手をぶつけました、介助するときにあざになりましたとか言ってたけど介助するときにあざをつくってしまうとか介護技術なさすぎるんじゃないかと思った。

たしかに入所者さんは血液サラサラの薬を飲んでいる方も多く、ちょっとした事で皮下出血してしまうし、皮膚が弱く皮膚剥離してしまうこともある。

施設勤務時代、あざや皮下出血を見つけたらリーダーや看護師に報告。
看護師に処置してもらったり、介護職はなぜそうなったのかを考え、対策していました。

例えば柵に当たって皮下出血してしまう入所者さんのベッド柵には保護カバーをつける、靴下は厚手のもの、車椅子のフットレストにはカバーを付けるなど。

移乗のときも力を入れすぎないなど気をつけていました。

もし転倒、転落など事故があったらすぐ、家族に報告していました。

中には家族に怪我させたくなかったら施設に入れなきゃいい、自分達で看たらいいとか思う人もいると思うけど、家族は看れない事情があり施設に入れてるんだと思う。

前々から思っていることとして、政治家は1日でもいいから介護職を体験してみればいいと思う。
どれだけ大変なのか、現場の声を直接聞けばいい。

介護職は綺麗事ではやれない。

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