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冷蔵庫にある物で、炒飯感覚で作るパスタ

シチリア島の州都、パレルモからの発信。 ボンジョルノ。

昨日友人と電話で話をしていた時、カチャカチャ音がするので「夕食の準備中?」と聞いたら、そうだとのこと。
何作っているの?という話から、最終的には「作るよりも何を作るかを考える方が面倒よね」という話になった。
本当に毎日毎日、そして我が家の場合は昼と夜の2回、何を作るか頭を悩ませている。

どうしても昼はパスタかリゾットになる、私はあまりパスタを食べたくないけれど(あまり好きではないのでね)、そうすると何を作って良いのかわからなくなってしまう。
気温が上がって来れば具沢山サラダ、生ハムメロン、カプレーゼ・・・・などが食卓に登場する回数が増えるけど。

確実に日本の食生活の方が選択肢が多いのは、和洋中、エスニックと、日本では食材も簡単に手に入るからかな?
それに日本の食卓、毎日「完全和食」の人の方が少ないと思う。
普通に餃子が登場するしね。

あまり食べたくないけれど(しつこい)パスタは簡単にできるので、シチリア人の相方が代のパスタ好きなので、やっぱりお昼はパスタになる確率が大。

一昨日の火曜日、朝は曇り空だったけどいきなり大雨。
あー、先に買い物を済ませれば良かった・・・。
出たくない、ならばある物で何か用意しましょう。

となると、当然パスタになってしまう。
と言っても冷蔵庫はほぼ空っぽ。
相方に「何食べたい?」と聞いたら、カルボナーラという答え。
グワンチャーレもパンチェッタもベーコンもないんですけど?
はい、却下。

こういう時に登場するのがツナとトマトのパスタなのだけど、あまりに「何もない日のパスタ」として定着しすぎているので、何か別の物を・・・。
頭の体操です。

ほうれん草が残っていたので、これを使いましょう。
日本には「ほうれん草とサーモンのクリームパスタ」ってありますよね?
サーモンないからツナで代用。
生クリームも賞味期限3日過ぎていたけれど、開封していないから大丈夫でしょ。


相方、ツナにクリーム?と、少々不思議そうな顔をしていましたが、ちゃんと食べてくれました。
クリームは少なめ、バシャバシャしたのはあまり好きでないので。
サーモンの方が合うのでしょうが、ツナでも結構美味しかった。

こんな感じで、私のパスタはある物で、チャーハン感覚で作ることが多い。
毎日のことなので、毎回レシピを眺めながら作るなんてことは無理。
組み合わせの良さそうな物を選んでフライパンへ入れていくだけ。
計量もしない。
でも何とかなってしまうのが有難い。

あまり食べたくないと言いながら、結構パスタに助けられている私です。

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