二階堂薫|コピーライター

フリーランス、手紙を書く人、兵庫県立大学非常勤講師。西宮生まれの神戸育ち、2015年から姫路在住。言葉で闇を星空に。 http://kaorinikaido.com/

「しない」宣言。

フリーランスのコピーライターとして歩き始めたのは、19年前の1月だった(と思う)。いまだにアップダウンがあるし、安定とは無縁の道のりだった。何度もズダボロになりながら、よくぞ続けてこられたものである。

19年というのは、節目としては半端なのかもしれないれど…思い立ったが吉日。日々の暮らし、生きることそのものが仕事に直結していた-起きた瞬間から目が覚めている間はずっとオン、眠ったらオフ-という生き

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素直に、真っ直ぐ。

生来の天邪鬼ゆえ、世間がキラキラと楽しげに盛り上がる日にはとにかく静かに、または通常モードで過ごしたくなる。

遠い昔、百貨店マンだった時代の名残で、特にクリスマスやお正月は繁忙期だから休もうなどとは考えられず、突発的に何か起こったらすぐ対応できるように身軽に(スタンバイ)しておかなくてはという思い込みが、自覚している以上に深く刻まれてしまっているのかもしれない。

1人で年越しそばを食べ、テレビ

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人生最大の節目を超えて。

人生が一変した2018年が、終わる。

関わるすべての人々に対してはもちろんのこと、自分に嘘をつかず、ごまかさず、正直に生きる…というのは、あまりにも難しい課題だった。それでも正面からぶつかって、人生を終えたくなるほど派手に砕け散り、その結果、再び立ち上がることができたのは本当によかった。わたしがどうなろうとも支えてくれる人たちがいたことに心からの感謝を捧げたいし、停滞を嫌い、前進や変化を求める性

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包丁を持つだけで。

この人は料理をしない、または料理なんてできないに決まってる…とかなりの確率で思われていることが日に日に明らかになっていく。

だから、キッチンに立ったり包丁を持つだけで写真を撮られたり、野菜をカットしてはおどろかれたり、簡単な和え物をこしらえただけで歓声があがったり、なんだか不思議な展開になる。

マイナスからプラスの印象へ転じる場合、プラスにプラスを重ねるよりも凄まじい威力を示すもの。な

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はじまりの日に。

誕生日、朝いちばんに母へ感謝のメールを。それから父と、弟に。
 
母いわく「当時は、こんなに暑くなかったと思うよ。テーブルがベッド、座布団にタオルケットを敷いてスヤスヤ、その下や横に私が寝てたの、暫くは安静にといわれていたから、昼間も寝転んでたなー!風通し良い部屋に扇風機も回してなかった」「夏日の真夏日の猛暑日のとまったく言わなかったなー。ガーゼの肌着にオムツ、ポンポンの上にかわいいベビータオルを

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言うことを聞かない。

なにがなんでも、書かなきゃいけない。そう思っていても、気がつくと何日かたっている。義務化すると苦しくなるから楽しく書いていきたいと思うし、そうはいっても自分でおしりをたたかずにいると他のことを優先してしまうから、やはり、多少の強制力は必要なのかもしれない。

強制力と言えば。今朝、とある会議に「行こうよ」と言われた。正確には「コーヒー飲みに行こうよ」だったかもしれない。ここ数ヵ月お休みしている会議

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