見出し画像

浅間山を眺めて歩く浅間外輪山コース / 長野県小諸市

今回歩いたのは、トーミの頭→黒斑山→蛇骨岳→…と続く稜線を縦走するコースです。

登山口は車坂峠。高峰高原ホテルの駐車場に車を停めて登山スタート。

表コースから行くよ


黒斑山へ行くためには表コースと中コースのふたつがありますが、たいていは表コースから登り、中コースから降りる、というのが一般的なよう。

高山にいるちょうちょの名前もいくつか覚えてきました。

クロヒカゲ
クジャクチョウ

黒斑山ルートはごろごろした石ゾーンやちょびっと急登もありますが比較的歩きやすいです。
景色もよくて、開けた場所から振り返ると遠くの北アルプスも見えました。

遠くに見えるのが北アルプス。写真じゃ分かりづらいですな…


まず目指すのはトーミの頭と呼ばれる展望スポットなのですが、そこに至るまでにもうひとつ浅間山を眺望できるポイントがあります。登り始めていちばん最初に浅間山がばーんと眼前に広がる槍ヶ鞘という場所。毎回そこでもう8割方満足してしまい、もう帰ってもいいけどな、とさえ思います。
車坂峠から槍ヶ鞘までは約1時間程度。後半の段差の不規則な階段が歩きづらくてノロノロになりました。

高さがチグハグで歩きづらいのよ…

しかしこれを超えたら、あの眺望が待っている!ことをわたしは知っています。だってもう3回目だから。登山道の細かなことは全く覚えていなかったけど、これは覚えていました。

どーん!槍ヶ鞘からの眺望。おっきい浅間山先生!左の急登の頂上がトーミの頭

これこれ、これよ。いちばん最初の感動ポイント。毎回同じテンションで感動します。3回目のこの日も、過去2回と同じくらいの声量で「うわー!」って言いました。

とはいえ、まだ1回目のピークも迎えていないので歩きます。
平日だったからか、この日は年配の方とすれ違う回数が多かったです。登山で年配の方に会うたびに、わたしもぼちぼちでも登るのを続けていたらばあちゃんになっても登れるのかな?と淡い期待を抱かずにはいられない。未だどこへ行くのもヘロヘロになるのが悩みの種ですが。

トーミの頭に向かう。90度に近いんじゃないかと思う見た目


ちなみに我が家のリビングには、夫がトーミの頭から撮った夏の浅間と初冬の浅間のパノラマ写真が飾ってあります。

浅間とわたし

トーミの頭はまあまあ混み合っていたので、黒斑山でランチを食べることにしました。ここから黒斑山までは20分程度の道のりです。

黒斑山の頂上はそこまで開けた場所ではなく、こじんまりとした山頂。誰もいなかったので静かに浅間山を眺めながらランチタイム。
ここから先は緩やかで特別危険な箇所もなく、樹林帯とそうではないところを繰り返し、視界が開けるたびに浅間山がどんどん大きくなって感動します。

どーん
ばーん
じゃーん

振り返るとトーミの頭の断崖絶壁が見えます。

引くと八ヶ岳がくっきり

仙人岳まで行ったところでタイムアウト。
近くの山に行くときは毎回油断して家を出るのが遅くなるんですよね。全く誰のせい(わたし)。

仙人岳に向かう道

仙人岳からは群馬、嬬恋がきれいに見えました。レタス畑かな。広大な畑がくっきり。

嬬恋

次回はトーミの頭から下る「草すべりコース」という名前からしてツルスベの予感満載のエリアを通り、Jバンドの方へ抜けて稜線を歩いて帰ってくるルートを歩こうと思っています。
人生でもすべりたくないですが山でもすべりたくない。すべらないように細心の注意を払って歩きます!



この記事が参加している募集

アウトドアをたのしむ

山であそぶ

最後まで読んでいただきありがとうございます。よければまた、遊びに来てください。