伝承の日本史8  〜吉備王国の成立

大キビツ彦と若タケキビツ彦

キビ軍は神門家の領地である奥出雲、仁多郡と飯石郡を譲るよう要求した。そのエリアはか岩石が風化した真砂地質で地質で低温精錬の野ダタラに適した土地だった。
もう一つの要求は、すべての銅剣をキビツ彦政権に渡せ、だった。つまり出雲王国の勢力を広げるなという圧力だった。
出雲2王家は協議し、応じないことを伝えると、キビ軍はすかさず奥出雲へ進軍した。

西出雲兵は大倉山や林山に隠れたがキビ兵は大倉山の麓を回って、生山で両者は激突した。(現在の日野郡日南町)

出雲兵が隠れていた山はキビ軍によって「鬼林山」と呼ばれた。

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