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年齢ではなく、一緒にいて心が喜ぶかどうか。

イタリアに来て乗馬を始めて8年目。
5歳くらいの小さな子供から70代の方までがいる。

今日も乗馬に行って感じたこと。
一緒にレッスンをしていたなかなかの腕前の子達は12歳位。
積極的に「あなたはKAORIね、私はルドヴィカよ!」と積極的に話してくるし、
それぞれの馬のキャラクターを話したり、話題は多岐にわたっておおっとびっくりするほど。

日本の子供達の礼儀正しさは本当に尊敬するし、素晴らしいなと思いつつ、
このイタリア人の子供達の対等に大人と接する姿にいつも感心させられる。

そして、この「対等」に、と言う意味では、子供と私の関係だけじゃなくて。
年上のマダムと話していても、最初は敬語で話すけれども、段々お互いの理解が
深まって、心が通じ合うと、「敬語はやめて、友達なんだから」と言われる。
そう、敬語も位置付けが日本とは違うのだ。
相手との距離がある場合は敬語。段々とお互いを知ることができて仲良くなれば
敬語でなくなる。

そんな感じで、どんなに歳が上の方でも、親しくなることで友達になるし、
一緒にご飯を食べに行ったり、旅行に行ったりするのが普通。

そう、年齢ではないのだ。
相手が若かろうが、歳が上だろうが、心が喜んで、一緒にいたいな、と思う人
だったら、仲の良い、まるで同い年のような友達になる。

こうやって、友達の幅がぐんと広がるのって素敵だと思いませんか?

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