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飾るだけじゃない。他人とは違う、自分を表現する服選び。

洋服を選ぶ時って、何が基準ですか?
雑誌に載っていたから?
ふと入ったお店で素敵だなと思ったから?
誰かが着ていて、いいな私も!と思ったから?
周りに素敵ねと言われそうな格好だから?

日本にいた頃は、そう言う理由で服を選んでいた。
でも今振り返って考えると、服を選ぶ理由がどれも他人軸だったり
ふわふわした理由で、一番大切な事が欠けていた。

それは、自分を表現すると言うこと。
私はこんな人ですという世界観を作ると言うこと。

イタリアで素敵なマダムだなって思う人は、皆自分の世界観を持っている。
どんな格好が自分に似合って、それが自分スタイルだって分かっている。

私もその自分スタイルを確立したくて、ファッショニスタの義理母と義理姉の
影響を受け、今では自分を表現することを目的とした服選びができるようになったかなと思う。

そんな自分スタイルを確立するにあたり、とっても役に立って、今も実践していること。
それは、自分の理想を表現しているデザイナーの服を着ると言うこと。

イタリアですから、デザイナーというと、ヴェルサーチェとかドルチェアンドガッバーナを彷彿する方も多いかもしれませんが、ハイブランドでなくても素敵なデザイナーさんはたくさんいます。

私が理想としている生き方をしている女性のデザイナー、それがエリザベッタ フランキ。
女性の強さと、女らしさと、そして動きやすさを叶える服を作っている。
彼女は「やりたいならできるわ。」と言う、女性に勇気を与えてくれるメッセージを自ら発信し、54歳の修正なしのそのままの身体を堂々とSNSに載せている姿に、イタリア女性達から賛美が絶えない。

そう、私は彼女みたいになりたい、だから彼女の服を着て、彼女のメッセージに共感し、勇気をもらって、堂々とした自分になれるように、と自分を磨いてきた。

いくつになっても貫禄と自信をまとった素敵なイタリア女性から多くを学び、
深みのある女性へ進化したいなと思う日々。



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