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知っていると質問するのが怖くなくなる心理テクニック「アドバイス・シーキング」


こんばんは。

4月から新しい環境で頑張っている人。
そして、普段から、職場やコミュニティで分からないことがあった時、なかなか質問しずらい人へ。

今日は、知っていると質問することに対し、ちょっと勇気の出る心理テクニック「アドバイス・シーキング」について書いてみます。

アドバイス・シーキング とは、アドバイスを求めることで関係性を深めたり交渉を有利に進めることができるという心理テクニックのこと。

アドバイスを求められると人は優越感を感じ、その人の役に立ちたいという気持ちになります。
アドバイスを求めるということは、質問した内容について、相手が自分より優れていると暗に伝える行為。
相手とのコミュニケーションを促進し、また、「頼られている」と感じさせることで関係性を良くし、相手に良く思われる効果があります。
つまり、分からないことがあった時、素直に人に聞くことで 教えてくれた相手との関係性も深めていくことができるというわけです。

このテクニックを知っておくと、人を頼る、アドバイスを求める、ということが何となく怖くなくなりませんか?
相手を頼ることで相手と関係性が良くなるのなら、素直にアドバイスを求めてもいいんだな、という気持ちになれるなぁと思います。

1番良くないのは、分からないのに分かったフリをすること。
私が就労支援をしていた時、企業さんにどんな人を求めているのか質問すると、採用担当者の多くの方が「素直に分からないことは分からないと言える人」と答え、反対にどんな人が一番困るタイプの人か、という質問に対し「分からないのに分かったようなフリをする人」という回答が一番多く返ってきました。
そして何年アンケートを取っても、この2つがいつも上位の回答でした。
このことからも、分からないことについてちゃんとアクションを取らないことが、職場の皆にも迷惑をかけ、良くないことだということが分かると思います。

もちろん質問をする際の「聞き方」や「頻度」など、気にしたいマナーはあると思いますが、分からない時は素直に助けを求めて大丈夫なんですよ。

新しい職場で働き始めたばかりの人が、分からない事だらけだということは、職場のスタッフもちゃんと分かっているものです。

質問をする際、自分なりのマナーや礼儀を守って、答えてくれる人の都合もちゃんと考えると、おのずと感じの良い質問のしかたができるようになっていきます。相手ありきのことなので、特に質問するのが苦手な人は、相手にとってのタイミングや答えやすい質問の内容など、一度考えてみると質問しやすくなるかもしれません。

時間帯を考える。答えやすい文章にする。分かりやすく箇条書きにする。
など、工夫することは自分の成長にもつながりますね。

答えてくれる相手にちゃんと敬意を払って、分からないことは分からない、と、ちゃんと質問していきましょう。そうすることで、相手との関係性が深まったり、良いコミュニケーションが生まれる切っ掛けになったりします。

何かチャレンジする時は、失敗したり間違えたり色々なことがあるけれど、
笑顔で、毎日を積み重ねていけたらいいなと思います。


これからも、ちょこっとファイト♬

頑張り過ぎず、へこたれ過ぎず、小さなハードルを少しづつ乗り越えていきましょう。



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