1.2023年6/3(土)世界ALSデーinNAGOYA みんなでゴロンしよう!イベントレポート

会場は愛・地球博記念公園モリコロパーク内地球市民センター 屋内会場。
これが体育館のような大きな室内と想像してたら、全く違って、色んな部屋や売店を繋ぐ大きな開放的な渡り廊下みたいな所だった。
雨を防ぐ屋根はあるけど壁はなく、両側は空や緑が見え、風もふく。
小さめのステージがあり、ベンチが並べられている。こじんまりした印象。
周辺に登壇する方の関連する展示や体験や販売コーナー。外にキッチンカー3台。

1.分身ロボットOriHime(オリヒメ)で生活が変わる!吉藤オリィさんのステージトーク

この方の作り出すものを、仕事の過労やアトピーで部屋から動けない頃から興味があって。
オリィさん自身が、子供の頃に動けなくて外の世界から断絶され孤独を味わった経験から生まれたのがオリヒメという小さな分身ロボット。
体が動けなくてもオリヒメを通して言葉や感情を伝えることができる。動ける人に持ち出してもらうことで、街の人と話したり、旅行に行ったりできる。スマホでもできそうに見えるかもしれないけど、首を左右に動かしたり、うなづいたり、手を振ったり操作する人=パイロットができ、感情を伝えられる所がポイント。
イベントテーマであるALS (筋萎縮性側索硬化症) の方も使っている。
普段動ける人でも、台風、大雪など悪天候で会社に出社できない時にも既に使われている。
最近は分身ロボットカフェDAWNで寝たきりの人がカフェで接客している。
パイロットとお客様の交流をお互いが楽しみにしていて良い影響を与えている。接点が無かった者同士が話せることに未来を感じる。愛知県でも実現して欲しいな。
トレードマークの黒い白衣(!)をなびかせる為だけの走行する機械も持参したが、当日は上手く動かず。
電気とコンピューター系のことは全く分からないが、繊細に色々上手く噛み合わないと動かないんだろうな。
トライ&エラーを繰り返せるから今があるのだろう。
台風で新幹線が動かない中、思いがけないルートの交通手段で回り込んで来下さった。
やっとご本人にお会い出来てオーダーメードの凝った黒い白衣を見せて頂き、直接お話できて嬉しかった。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?