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採用編①後日談あり。もやもやするLINEのやり取り「このさみしさに終わりはあるのか」ヒグチアイが好きなおっさんの日記。


扉画像はみんなのフォトギャラリーから拝借しました。ありがとうございます。

※CM
ニッポン放送 ヒグチアイ このさみしさに終わりはあるのか
毎週月曜18:50~


なんか最近忙しくて長文を打ち込む気力がわきません。なので、ヒグチラジオに投稿したメールでも晒して皆様のご機嫌をうかがっていこうかなと。第一回は、せっかくですので採用版とその後日談など。


以下、投稿メール


アイさんこんばんは

テーマ
もやもやするLINEのやり取り

それは娘から届くpaypay送金をせびるLINEです

最初の頃は
「水筒を忘れた上にお金もない。喉が渇いて辛い。死にそう」
など、同情を誘うワードが添えられていて
内容の真偽はともかく一応可愛げがあったのですが

最近は

「急遽だけど500円頼める?」
と、川柳並みの文字数になり

内容も非常にシンプルで分かりやすいおねだりになっています

まぁ可愛い娘だし、普段頑張っているからな、と
すぐに送ってしまう親バカですが
「嘘でいいからせめて何かストーリーをつくれよ。おもしろい内容なら増額してやる」
と言い渡し、せめてワードセンスのある子に育つよう教育しております。

アイさんは子供の頃どんなおねだりの仕方をしていましたか?


ラジオネーム
このウエストに終わりはあるのか

投稿メールおわり


ラジオで読みやすいように改行した(つもり)のでNOTEだと若干読み辛い気がしますが、そのまま置いておきます。確かヒグチさんは、自分はおねだりできない子だったとかおっしゃっていたような気がします。

で、このあと何通か迷惑系長女からおねだりは届いているので、採用許可をもらった上で一通だけ紹介します。


おねだりはこんな感じ↓


今日は多摩川での水質調査の日だった。蒸し暑いこの頃には多摩川の冷たい水は気持ちいい。気持ちいいけどちょっと汚いかも…そんなことを考えていた時だった。あいつが現れたのは。

緑の体に、頭の上には白く輝く1つのお皿。そう、それは紛れもない河童だった。その姿を見て思わず驚きの声を上げる。「え!!え?!まじ?!」だがその瞬間辺りは静まり返った。驚きで声も出せないのか…だがその後一同桁が外れたように笑い出す。「なにビビってんだよ迷惑系長女〜(実際は本名)、だせっww」どうやら皆には見えていないらしい。

「あはは、ごめんごめん思ったより川深くてさ〜w」なんとか笑って誤魔化す。危うく私の知的キャラが崩れるところだった。あぶねぇあぶねぇ。それより、どうやらこの河童は私にしか見えないらしい。そんなファンタジー展開まるでドラマみたいだ。

…いや今どきドラマにも河童なんて出ないか。せいぜい田舎の地域新聞がいいところ。でもそんな地域新聞妖怪担当さんが果たして私になんのようだろう。相手からの接触を待ったが結局何も話しかけてこず…多摩川のフィールドワークは終わりを告げた。

きっと疲れが溜まってるだけだ!自分にそういい聞かせ、友達と渋谷に遊びに行くため半蔵門線に乗り込んだ。ラッキー二個席空いてるじゃん!そうして座った時私は気づいていなかった。隣に座る友達がどんどんと緑に変わっていっていることに。「なんかお前緑じゃね?」焦って声をかける。「やっぱ今日マックじゃなくてくら寿司にしない?」 「え?いいけど…急にどしたの?」 「いやさぁ〜魚とるのもう疲れちゃって」

「へっ?」

深堀はしないことにした。ホラー映画の主人公でもないし。どうやら他力本願で魚を食べたい河童の精霊が乗り移ってしまったらしい。友達の魂を取り返すためにも私はくら寿司へ急いだ。

こんなんでどうでしょう?良かったら支援お願いしやす。

おねだりおわり


感想を返信しました


「そこはかっぱ寿司じゃね?あとファンタジー色強いなー。前回ゾンビものだったし笑」


ま、でもなかなかの力作でしたので、中学生がくら寿司で5皿食べられるくらいの賞金は出しました。

現在、迷惑系長女は明日で試験が終わるので、遊びたくてたまらないようです。でも先立つものが無いようなので、父としては「ちったぁチャンスやるから、良いふつおた送って来いよ」と、どこかのラジオのお笑い芸人のようなあたたかい言葉をかけました。

という、心あたたまるお話(どこが?)

日曜日は家族で独演会行くので楽しみです。

香るエース。


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