見出し画像

感情戦隊エモいんじゃー出動!!

劇団らふの2021年初めての企画として始めた”感情戦隊エモいんじゃー”

これは、怒るんじゃーレッドによる1回目の動画。
喜ぶんじゃーグリーン、怒るんじゃーレッド、哀しいんじゃーブルー、
楽しいんじゃーイエロー、好きなんじゃーピンク、嫌いなんじゃーブラック
といった戦士たちが、日本に蔓延る感情をミュージカルにして代弁することで、
平和を守る!という作品です。

怒るんじゃーレッドによる解説です。
今回は、なぜこの作品を作り始めたのか、ということを記事にします。

なぜ今この企画を?

ミュージカルを若い世代に、ポップでラフに見られるようにしたい。
それが僕たち劇団らふの目標です。
そこでまず、無料で、SNSで観られる、短い動画企画を行うことにしました。
そして、緊急事態宣言下ということで、感染対策を徹底できる企画であることも
条件として非常に重要です。
なので、役者が一人で、自撮りで作成できるコンテンツとしました。
では、具体的にどのような内容にすればいいのか。
そこで僕たちは、「なぜ歌うのか分からない」と言われてしまうのか、
という大元の課題について考えることにしました。

なぜ歌うのか?

これは、ミュージカルの永遠の課題でもあるのですが・・・
しかし、逆にいうと、別に答えはないというか・・・
歌を通して表現をするのがミュージカルであって、
それ以上でも以下でもないような気がしています。
ただし!そんな中でも、何でもかんでも歌えばいいってわけではなくて・・・
つまり、そこに「意思」だったり「感情」が存在していないと、
違和感を感じてしまうと思うんです。
「なんでこの人わざわざ歌ってるんだっけ?」とか、
「セリフで言えば一瞬で終わるのに、歌だと長いな〜」とか、思っちゃいます。
でも、逆にいうと、そこにしっかりと伝えたいものがあれば、
それを歌にのせることで10倍にも100倍にも効果的に伝えることができるんです。
例えば、好きな人に「愛してる」という言葉を伝えるにしても、
直接言葉にしたり、手紙にしてみたり、色々と伝え方はあります。
その一つが、歌になったのがミュージカル、というか。
では、そこを一番わかりやすくしよう!ということで、
感情を必ず歌う、という、スーパー直球勝負な企画にすることにしました。

感情戦隊エモいんじゃー誕生

しかし、それだけでは当たり前すぎて面白みがありません。
どうしたら、共感してもらえるのか?
そこで思いついたのが、「エモい」というワードでした。
私の中で2020年流行語大賞です。2020年に流行ったもの、全部がエモかった。
共感できる感情的な物語=「エモ」でしかなかったのです。
視聴者の方から「エモかった」話を集め、それを題材にして歌にする、
というコンセプトが固まりました。
そしてもうひとつ。ただそれを出していても、単発的なものになります。
そこで、エモを”喜・怒・哀・楽・好き・嫌い”の6種類にわけ、
それぞれ6人のキャラクターで歌い分けすることにしました。
この時点で、「戦隊モノ」の姿が頭をよぎります。
戦隊といえば、役目は「世界の平和を守ること」
やっと、「感情を代弁し、世界平和を守る正義のヒーロたち」という
企画の主人公が決定しました。

終わりに

そんなこんなで始まった劇団らふの企画「感情戦隊エモいんじゃー」。
Twitter、Instagram、TikTokなどの劇団らふ公式SNSでご覧いただけます。
まだ怒るんじゃーレッドしか登場しておりませんが、
ここから彼の仲間たちが登場します。果たしてどんな展開を見せるのか!?
ご期待ください。
皆さんの感情的になったエモいエピソードも、下記URLより募集しております。
ふるってご応募くださいませ!!ではまた!!!
※ご覧いただけましたら、ぜひ拡散をお願いいたします!







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?