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【田舎暮らし】天から降ってくるもの

(閲覧注意!虫が苦手な人は読まないでね)

ことの始まり

鹿児島にいた頃、仕事で出張中、夜中に娘からメッセが入った。
娘:「なんか腕に虫みたいなのがついてて気持ち悪いんだけど‥」
私:「え?大丈夫??」
娘:「暗くてわからないんだけど、たくさんいるみたい」
私:「やばいね、明るくしてみて」
娘:「うわ!!なんだこれ」

6月の出来事であった

娘からの報告によると、どうやらたくさんの小さい虫が天井から落ちてきているらしい。
ググって調べてみたら、それは、


恐怖の‥

シロアリ‥だったようだ

実際には白くなかった

それから何日か経って

ある晩、ふと柱をみたら何かが動いているように見える。
気のせいかと思い、よく見てみるとワサワサと虫が動いている。
しかも2匹連なって、そして大量に。
あまりに気持ちが悪くて写真や動画を撮ることすらできなかったのが、今となっては悔やまれる。
ネットで『シロアリ 羽アリ』で検索すると出てくるので興味のある方は見て欲しい。

シロアリ大量発生はしばらく続いた。
いくら退治しても後から後からどこからかともなく出てくる。
外から来るのか、家の中から発生しているのかもわからない。
とにかくひたすら2匹が連なってワサワサと柱や天井を歩いているのだ。
しかも夜間になると決まって出没する。

憧れの蚊帳ライフ

数日間はあまりの気持ち悪さで寝ることができなくなった。
そんなことも言っていられないと思い、Amazonで『蚊帳』を買ってみた。
蚊帳の中で寝るのは人生で初のこと!
ちょっとワクワクしたようなしないような‥記憶は定かではない。
蚊帳のネットの隙間や穴からそれでも数十匹は入ってきてしまった。
蚊帳の天敵が我が家にはいたのだ。
それは「猫」。
猫は爪で蚊帳を引っ掻く→蚊帳に穴が開く→穴からシロアリが入ってくる
そんなこともあり、完璧ではないが蚊帳にて防御体制を作ることができた。

猫爪により穴が開いた蚊帳

シロアリとの別れ

季節によって彼らが出てくるタイミングがあるのかはわからないが、出なくなる日もあった。
彼らが来ない平穏な日もたまには訪れた。
床もペコペコしているところもあるし、建物自体が彼らにやられているような気もした。
彼らとの同居もきついし、もう少し広い家を探していたところ、住めそうな家が見つかったという朗報が入った。
「やった!シロアリとお別れできる!!」

もう2度と会わないと誓ってね💛

引越し先でも彼らがいたらどうしようという恐怖心があった。
しかし、その後、奴らが現れることはなかった。
何度か転居をしたが、彼らを見かけることはなくなった。
あれは悪い夢だったのかと思うが、スマホにある唯一のピンボケのシロアリの写真が夢ではなかったことを語っている。

たった一枚だけ撮っていた奇跡の一枚!


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