見出し画像

【映画感想】イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密

こんにちは かおるです。
今回は、映画の感想を話していこうと思います。

最初に挨拶文をつけると、感想文の私と人格が乖離しそうですね。探り探りやっていこうと思います。

今回見た映画はイミテーションゲーム  エニグマと天才数学者の秘密です。




あらすじ

第2次世界対戦中、イギリスはドイツの暗号に挑んだ。その中の一人、数学者のアラン・チューリングに焦点を当てた物語。








感想

良かった…!とても良かったけど、良かったと声を大にして言っていいのかはわからない映画でした。

実話ということを疑ってしまうくらい良い話。

この映画は謎解きに焦点を置いた映画ではなく、人間ドラマに焦点を置いています。

主人公は数学者だし内容は謎解きだし、難しい話されたらどうしようと思ったら安心して欲しいです!難しい部分なんてないので!!

天才がどうチームに歩み寄って行くか
天才がどんな苦悩を抱えて生きているか
それを知る話です。


学生時代のいじめのシーンや中佐がクビにしたがっている描写は正に「天才を理解出来ない人」でした。このシーンのお陰で天才ではない視聴者もアランに共感していける(と思う)。

それでも天才の考えを飲み込めないこともあります。「この暗号を解読したことを知られたら、また戦争が長引く」とか。

この台詞が出てくるのは民間人が爆撃されるから早く軍に報告しようというシーンです。みんな「そうだ助けなきゃ!」と行動するのですが、アランは電話を取り上げ、破壊します。最初は理解出来ず、チームは唖然とするのだが、そこでこの台詞が出てきます。

この思考がすぐできる天才だからこそ、謎解きを戦争を止められたのだと思います。



アランは生前、英雄として称えられることはなく自殺で幕を閉じました。

50年間秘密にされた事実を知れる時代に生きて良かったと思える、そんな映画でした。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?