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手作り指輪の思い出

こんばんは。
結婚している皆さん、結婚指輪、どうやって選びましたか?
私は手作りで結婚指輪を作れる工房を選び、2人で指輪を作りました!
その時の思い出を紹介しようと思います。

何故手作りを選んだ?

なぜ時間のかかる手作りという方法を選んだのかと言いますと…

私は今回が2回目の結婚でして、指輪を選ぶのは2回目でした。

1回目はショーケースで売られている指輪を選んで、買っていただいたわけです。
素敵なデザインの指輪を選ぶことができ、私も気に入っていたのですが、
「店員さんも見てるし、家族も見てるし早く選ばなきゃ…」って感じで、なんだか忙しなく選んだなという感じだったのですよね。

その指輪を返却して、ご縁があって2度目の結婚。
今回はショーケースで選ぶのはなんとなく嫌だなと思っていた時に、
ネットで見つけた「手作り指輪」の文字。

これだー!と思いました。
世界に一つの指輪が作れるし、作った思い出自体も持ち帰れる。
もともと何かを作るのも好きだし、絶対これにしたい!と思いましたね。

手作り指輪には2種類の制作方法がある

手作り指輪について、色々検索すると、どうやら2種類の制作方法があることがわかりました。
それぞれの工法の特徴をご紹介します。

鍛造方法
・金属の棒を叩いて作る方法。
いいところ→壊れにくい、早ければ1日で完成する
悪いところ→デザインの融通が効かない、華奢なデザインがない

鋳造方法
・ワックスで原型を作り、そこから作った型に金属を流し込む方法。
いいところ→デザインが自由にできる、カーブしたデザインもできる
悪いところ→強度が弱い、完成まで時間がかかる

鍛造方法は金属を自ら加工するので、最初から最後の工程まで自分の手で行います。
なので「ガッツリ金属加工したい!」方向け。

鋳造方法は基本的にワックスを削る作業のみ、
その後金属を流し込むのはプロの仕事です。
そのため、どちらかというと「デザインを凝りたい!」方向けの方法のようです。

私はがっつり作ってみたかったので、叩いて作る「鍛造方法」を選びました!

実際の製造工程

私は東京原宿にある「ついぶ東京工房」さんというお店で作成しました!
お店のHPでも製造工程がチラッとご紹介されていますが、
今回は私の感想とともに製造工程をお伝えいたします!

①金属の棒を曲げる

素材はプラチナを選んだのですが、
まず「これが材料ですよー」って感じで金属の棒を渡されます。
この棒がナン万円もするわけです…
ちょっとしたプレッシャーを感じますw

その数万円の金属をペンチで丸く曲げていきます。
意外と柔らかく、簡単に曲がります。
丸め方を褒められて上機嫌でしたw

②接着!

先ほど曲げた棒の端っこに、溶かした金属を付けて接着します。
ここは大切な作業なのでお店の方が接着をしてくれます。
金属を熱するガスバーナー作業はやらせてくれました!
とはいえ、持っているだけですけどねw

赤く光っているのが指輪です。この後水につけると、金属の色が戻ってきました。

③叩く!

この後、専用の筒に指輪をはめて、
綺麗な丸にする&自分のサイズに合うように、金属を伸ばしていきます。

カンカンいい音が響いて、なかなか楽しいです。

④磨く

今はただの金属を丸めたものなので、実はここからが本番。
もうええわってくらい、ヤスリでしっかり磨いてプラチナの輝きを出していきます。
これが長かった…
おそらく1時間も磨いていないと思いますが、
体感的には5時間磨いていました(笑)


⑤完成!

3〜4時間ほどで完成しました!
外が暗くなり始めていますねw

この後、私の誕生石を入れてもらうため、
1週間ほど預けたのち、自宅に届いた、という流れです。


以上、今日は手作り指輪の体験をお伝えいたしました!
自分で作ったので愛着も湧きますし、
金属を加工することも、仕事にしない限り気軽に経験することがないと思うので、
ハンドメイド好きな方、思い出を作りたい方には、お勧めですよ〜♫

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