見出し画像

星野源 POP VIRUS ライブレポ

幸運なことに、今回は2/27@東京ドームと3/10@福岡ヤフオクドーム(千秋楽)の2公演に参加することができました!
ちなみに私のライブ参加歴は、初回がContinues追加公演のたまアリなので、今回の2公演を合わせて3回になります。

ライブ後、これは書き残しておかねば!という使命感にかられて、生まれて初めてライブレポなるものを書きました。お源の影響力、すごいですね〜。
お時間あるときに読んでもらえたらです。(と言いつつ長い!思いを詰めすぎました。ごめんなさい…)

あと、私の記憶力の関係上、2公演まとめて書いていますので悪しからず…笑。

*****************

・歌を歌うときは→pop virus
メインステージからサブステージに伸びる花道の中央あたりに、スポットライトが当たってお源が登場。アコギの弾き語りで「歌を歌うときは」から始まりました。そこからpop virusへ。

一人で音楽を作っているときから、今の音楽に至るように始まる演出。昔からずっと根っこは変わっていないのだなぁと思わせます。pop virus の歌詞にあるように、「音を探す」感じが出ていてとてもよかったです。音楽への敬意とか、音楽が好きな気持ちが伝わってきて、この演出以外なかったと思わせるほど素晴らしかったです。震える。
無音からどんどん音が増えていく様がウイルスに感染していくのを表現しているようで、また面白いなぁなんて思ったり。

・地獄でなぜ悪い
この曲はいつ聞いても泣きそうになるんですよね。今回ももれなく泣きました。大好きな曲です。

・Get a Feel
すみません!初稿でなぜかこの曲だけすっ飛ばしてました…。(ライブのプレイリスト作ってるときに気づいた)
しかもその部分のメモだけが消えていました…。永遠に記憶の彼方でございます。ごめんなさい。でもよかったよ…!(説得力無)

・桜の森
相変わらず桜の森でギターをかき鳴らすお源はエロいです。(おい)亮介さんとの掛け合い最高でしたありがとう。

・肌
CD音源より情感がこもった感じがしました。
「どんな 近づいても 一つにはなれないから」「きつく 抱きしめても 二つしかなれないから」
この歌詞を聴くとドラマ「コウノドリ」でお源が演じた四宮さんの名言を思い出す…。
「人間は二人で一つになんかなれない。死ぬまで1人だよ。たとえ夫婦でも、別々の人間だからこそお互いを尊重し合う。それで初めて助け合えるんだろ」
本当に良い曲です。(良い曲しかない)

・pair dancer
pop virus のアルバムを聞いたとき、ライブではどんなダンスになるか想像しながら聞いていたのですが、なんとなくpair dancer はコンテンポラリー寄りのダンスになるだろうなと思っていて、実際そんな感じのダンスでした。二人のダンサーが絡み合ったり突き放したりするように踊っていて、よりこの曲の良さが引き出された気がします。
お源はダンサーのことを “バック”ダンサーとは呼びたくないと言っていて、ダンスは添え物じゃない、歌とダンスは相思相愛の関係である、というようなことを言っていたんですよね。まさにこの曲はその良い例だと思いました。音楽もダンスも傑作。イレブンプレイに乾杯。

・present
この曲の歌詞に、「雲が避けて 陽の光が 辺り照らす」という部分があるのですが、照明がまるでその歌詞のように光が差し込んで見えて、拝むようにステージを見ていました。そしてメンバーのハモリがきれい。道なき道を進んで行く人を照らし励ます賛歌のようで、また涙目になりました。(何度目)

・サピエンス→ドラえもん
シリアスな雰囲気から一転して一気にビートの速い明るい曲へ。ドラえもんの「どどどどどどど」はやっぱりライブでやると楽しい!ワンピースやスカートの方はぜひ一緒に裾をつかんで揺らしてください。楽しいです。(私は恥ずかしくてできなかった…笑。次はやろうかな)

・ばらばら
この曲はなんと、観客席で歌うサプライズでした!近くの席の人羨ましかった…。実際あんな至近距離で見たら気絶案件です。

一人、小さな部屋で始まった音楽が、何万人もの人の前で演奏されて、それが届いていることに感動。これまでのお源の時間と想いが詰まっていて思わず泣きました。(私はこのライブで何回泣くのか)

「ばらばら」と「くせのうた」(この少し後に歌った)のとき、一人の寂しさとか心細さを感じて、切なくなりました。ちょうど一人暮らしも始めたからかな。でも救われる気分。お源の曲を聞いていると時々とてつもなく孤独を感じることがあるけれど、どこか優しくて懐かしい感じがするんですよね。そこが好き。

・ばらばら→スタッツくんのミックス挟んでサブステージへ
お源の移動中、スタッツくんがお源の曲の音源を使ってミックス?(音楽用語わからなすぎてごめんなさい)をしたのですが、それがかっこよすぎてうっかりスタッツくんに恋しそうになりました。(単純)

・サブステージに移動してからKIDS→プリン(間奏でのトークコーナー)→くせのうた
プリン間奏部分でのトークコーナーが見ていてすごく楽しかったです!!ゆるゆるわちゃわちゃ感がほっこり、笑えて面白かったです。メンバーの関係性がすごく良いですよね。

ちなみにプリンのトークコーナーでは、メンバーがアドリブで曲を弾いて源くんがその場で歌うところがあるのですが、東京ドーム初日は英子さんがスリラーを弾いて、源くんがムーンウォーク的なことをしてました。さくちゃんは「え、どうしよう」と言って何も弾けませんでした(笑)。それでもみんな笑っていて楽しかったです!福岡はパワーオブラブと愛は勝つを歌ってくれました!パワーオブラブは英語を適当に歌ってたけどかっこよかったです!!むしろそれがいい。

あと、今更ながら亮介さんのギターを聞いて「やっぱり浮雲だ〜〜〜!!、は〜〜〜かっこいい!!!」ってなりました!!(浮雲名義で東京事変のギターをやっていたので。事変大好きなのでめちゃくちゃ嬉しい。)
今までお源のバンドで聞いてるときはそこまで意識してなかったのですが、今回のトークコーナーのところで改めて感じました。やっぱりかっこいいよ!!事変の名曲が次々と思い出される……。あ〜〜本当にかっこよかったです。

・化物→恋→SUN
ここからは一気に盛り上がるパートへ。全部大好きな曲だけど、やっぱり化物は特に好きだなぁ。恋ダンスはライブ前に復習しておいたのでばっちり踊れました。楽しかった〜!SUNも不思議と踊りたくなるリズムですよね。本人も練りに練って作ったと言っていましたし、すごいです。

・アイデア
朝ドラ「半分、青い。」のオープニング曲であり、お源の転機ともなった大事な曲。歌う前に一度静かになって、その想いを話してくれました。大事に、大事に歌っているのが伝わってきてまた泣きました。ちょうど私もアイデアがリリースされたころは精神的にかなりきつかったので、この歌にたくさん励まされました。ありがとう、お源。

あと、2番でモニターに映ったスタッツくんとお源の姿がきれいに「静・動」の対比になっていて、暗闇のなか直立で歌う源くんと、MPCを打つスタッツくんの波打つ鼓動のような動きが印象的でした。この曲のテーマでもある「陰陽」がよく表れていたなぁと思います。MPCは本当に心臓の音みたいに聞こえて面白いです。

そして最後のサビの「とーどーけーーー!!!」にものすごく気持ちがこもってました!おそらく会場にいた人全員が「受けとったよ〜〜〜〜!!!」ってなったと思います。

・Week End→Family Song
Week Endでは「自由に、好きなように踊ってください!」というお源の言葉通りにめちゃくちゃに踊りました。普段そんなキャラだっけ?と言われそうなくらいノリノリでした。キャラがなんだこのヤローです。お源は「自由に楽しんで良いんだよ」と言ってくれるので本当に好き。

<アンコール>
源くんのライブではアンコールを予告するんですよね。
「絶対アンコールあるだろってわかるのに、いかにも最後ですってやるのが嫌で。そこまでお客さんもバカじゃないよ!って思うんですよね。だから予告します」というのがその理由。そういうところが源くんの良さなんだろうなと思います。いわゆる「お決まり」とか、「そういうものだ」と言われているものに対して「本当にそうかな?」と投げかける。だから新しいものが生まれるし、嘘のない表現ができるのじゃないかと。そんな人柄が、今を生きるわたしたちには誠実に心に響くのだと思います。

・君は薔薇より美しい(ニセ明&お源)
ここではニセ明とお源の夢の共演(?!)が実現。ネタばらしをすると、ニセ明の中身はダンサーのShingo Okamotoさんで、その動きに合わせてスタッツくんがMPCでお源の声を当てていたというもの。東京で初めて見たときは「へっ?!なになになに?!」と混乱しましたが、楽しい演出でした!!“ニセ”ニセ明(まどろっこしい)と源くんのトランプコーナー(スピード対決)も面白かったです。福岡は源くんの勝利、東京初日は引き分けでした。(引き分けは東京初日のみだったらしく、ちょっとレアなものを見れて得した気分です)

・時よ
ニセニセ明さんのキレキレダンスに興奮!かっこよすぎです。(後日ツイッターとインスタをフォローしました)
曲の最後、アウトロでずっと同じダンスを繰り返すところがあるのですが、そこの振りを覚えて一緒に踊りたい!というかねてからの野望を叶えました。楽しかった〜〜!!

・Hello Song
これが本当の最後の曲!この曲も大好きで、とても元気の出る曲です。最後の方で源くんが、
「毎日本当にクソだけど、また会えたら笑顔で会いましょう!!」
と叫んでくれて、思わず「うわーん」と泣いちゃいました。その叫んだ声がかすれていて、実感がものすごくこもっていました…。お源もクソみたいな毎日を生きてるのね…。私も、クソみたいな毎日でも源くんにまた笑顔で会えるように、頑張っていこうと思えました。星野源、愛してるよ!!ありがとう!!!

・ステージを去りながらpop virus
最後にpop virus をかけながらご挨拶。名残惜しいなぁと思っていたところで源くんが、「なんでこんなに急いでいるかというと(このとき小走りしていた)、最後にもう一回pop virusを歌おうと思ってるからです!!」と言ってくれて、一気に会場が湧きました。本当にお源は嬉しいことしてくれるよね…うっ…。

そして、最後の方で「今日ここに来てくれた“あなた”ありがとう!」と繰り返し言ってくれました。“みんな”じゃなくて“あなた”と言ってくれるところに源くんの想いを感じます。好き……!

最後はみんなで歌って、源くんにたっっっくさん手を振って、ファイナルは終わりました。

本当に、本当に幸せで楽しい時間でした。ありがとう!!


そして、ここまで読んでくださった“あなた”ありがとうございました!!

#星野源 #POPVIRUS_tour #日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?