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ワクチン接種

マサチューセッツ州では、昨年の12月からワクチン接種がスタートしました。

3段階に接種対象グループが分けられていて、第1段階では75歳以上、医療従事者、へルスケアワーカー等が対象に。
その第1段階対象グループに、アレクサンダー・テクニックのインストラクターも含まれることになり、いろいろ悩んだ末、接種することにしました。

現在、ワクチンが受けられる場所は、大きなスタジアム、クリニック、グロッサリー・ストア、学校などなど、全部で178箇所。
場所によっては、シニアの方、その地区の住民だけとか対象者に制限があり、
打てるワクチンの種類も両方置いてある所もあれば、ファイザーだけ、モデルナだけの所も。

軽い食べ物アレルギーのある私は、なんとなく大きな所の方が安心かなあって思い、フェンウェイパークを会場に選びました。
ちなみにフェンウェイパークはファイザーのみ。

まず政府のサイトから、
自分が対象者であるということをサインして提出し、
「これまで他のワクチンを打ってアナフラキシーを起こしたことがあるか?」といった質問に答え、
個人情報なんかを記入し、予約を取ります。

フェンウェイパークの予約サイトは、予約後の流れも含めとてもわかりやすかったです。
フェンウェイパークでは毎日約900枠準備されていて、
予約時間は6分置きに設定されています。

ワクチン接種当日、
予約確認メールと
予約時間直前にオンラインで行う当日の体調チェックの結果を
携帯電話でパッと表示できる準備をして
いざ出陣。

ゲート入り口で確認メールを見せて、受付へ。
受付で、も一度確認メールを見せて、
そこで新しいマスクをもらい、自分のマスクと付け替える。
ハンドサニタイザーもして、
次に、別の受付デスクへ移動。
も一度確認メールと、今度は体調チェックの結果を見せて
ナースのいるワクチン接種セクションへ。
番号札の立ったテーブルが全部で10個並んでいて、
係りの人が「何番に行って」と案内してくれます。

ナースのいるテーブルに着くと
血液検査やPCR検査の時と同様、名前と生年月日の確認があって
再び、オンライン予約時にしたアナフラキシーなどに関する質問に答え、
食べ物アレルギーのことをナースに伝えました。
今日打つのはファイザーで筋肉痛などの副反応があること
アレルギーがあるということなので30分待機して
その間に必ず2回目の接種予約をして帰ってね
などなど、説明を受け
最後に「打つ前に何か質問ある?」と聞かれ
いよいよ接種。
話に聞いていた通り、注射針がすごく細いせいか
針が刺さったのも分からないぐらいで
一瞬で終了。

すごく待たされるのかなあと覚悟していたのですが、
ここまでかかった時間はたった10分かそこら。

待機エリアは
15分待つ人と30分待つ人用に2つに区切られていました。
30分エリアの方に座って、待っている間に、携帯を使って
2回目の接種予約の手続きをすることに。
1回目の手続きとやることは全く同じで、
ただ一つ違うのが、1回目に接種した日付を選ぶと
自動的に次の21日後の接種日が選択されるということ。

予約手続きを終え、周りを見渡すと、
タブレットを持ったスタッフが
おばあちゃんおじいちゃんに声をかけて
予約のお手伝いをされていました。
スタッフは10人ぐらいいたかな。
私にも2人ぐらいのスタッフが
「予約できた?」って声をかけてくれました。

ドライブスルーPCR検査の時も思ったけれど
ゲートから入って出て行くまで、
一体何人のスタッフが関わっているのか、、、
会場はここだけじゃないしね、
想像するだけで、、、
いや、ほんとありがたいって気持ちでいっぱいになる。
本当にたくさんの人の働きのおかげで
状況は変わってきていると感じます。

明日2月18日からは65歳以上の方も接種対象となり、100万人が接種対象者になるようです。

ちなみに副反応ですが、
待機中20分たった頃、注射を打ったあたりが、
他のワクチンを打った時に起こるのと同じ感じで
じわーっと痛み始めた以外、特になく、1回目を終えました。

接種後、
「I got Vaccinated at Fenway Park」のバッチをゲット。
こんなこともあったなあ〜って思える日が早くきますように。


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