見出し画像

意識高い系の葛藤

 早稲田2年の木暮です!意識だけ高く行動が伴っていない自分を脱却するために、夏休みに始めたスタートアップでのインターン1か月目の葛藤を記していこうと思います!初めて敷かれたレールから自分の意志で外れて、人生で一番悩んだ時期でした。備忘録ですが、同じ悩みを持つ方のお役に立てたらうれしいです。


 経営者の話を聞き、ビジネス書を読み漁り、知識と言葉遣い、そして意識だけはいっちょ前になっていた。あらゆる起業家の成功談を見てきた自分にとってビジネスとは胸のおどる面白いものだ!と希望を抱いて、授業で知り合った先輩の起業したITコンサルスタートアップに飛び込みました。さぞかし生産性の高い仕事が待っているんだろうと胸を躍らせて飛び込みました!


結果、地獄でした。


地獄というのは語弊がありますね、ひたすら地道でした。プログラミングの勉強をしても、大した制作物は作れないし、コンサル業務は地道なリサーチ、頑張ったリサーチも論理的に手法が間違っており空回りする。作業自体も崇高なものでなければ、自分が生み出せるものは何もありませんでした。無力感を痛感しました。

そこでぶちあたったのは、やりたいことはこんなことじゃない、でした。ビジネスが好きとはいったけど、好きなのはビジネス神話であって、ビジネスはひどく泥臭いものでした。じゃあ何がしたいのか、自問しました、毎日自問し続けた結果、旅行したい、おいしいもの食べたい、腹筋割りたい、いろいろありました、それを追い求めよう、学生なんだしこんなことする必要ないしやめちゃおうかな、と思いました、やめる連絡を入れようとした際に、気づいたんです。


今までやりたいことを言い訳に逃げてきた


こんなことはやりたいことじゃないから、やらない。そういってあらゆることから逃げてきました。そのたびに自分の敷かれたレールに戻って、また出て、の繰り返し。想起しました、このまま敷かれたレールを走り続ける人生と、先行きの見えないいばらの道を進むか。どちらの道に進んだ自分が楽しそうに生きているか。前者は楽に生きて、後者は楽しく生きていました。自分で決断した人生の方が楽しそうでした。そして、楽と楽しいは真逆なんだ、とこのとき気づきました。

楽でなく楽しく生きるために。そのために今いるいばらの道を進んでみようかなと思います。この道の先に楽しい人生が待っているといいなあ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?