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ChatGPTを使ったLINE BOTをサクッと作った話

こんにちは、カラクリワークスの藤原です。このnoteではクライアント事例のようなものをちょくちょく書いていこうと思います。
さて、名誉ある1回目の事例投稿におけるクライアントは、、

「妻」

です!笑


プロジェクトの背景

彼女は現在通っている大学院の課題の中でサービスやアプリのプロトタイプを作ろうというのがあり、本人は@mochikoAsTechさんの「LINE Botをつくってみよう ~APIを試して学んでしっかりわかる~」の紙版を購入し、読んで頑張ってみようとしていました。

mochikoAsTechさんの本はすごくわかりやすく書かれていてプログラミング初心者にも大変わかりやすいのですが、妻のほうはというと

「は?API??」

というジ●ムおじさんのboketeみたいな感じだったのと、「この本を読んで一緒にやってほしい」という依頼を受けました。納期(提出)までの時間があまりなかったゆえ、本の解説をして一緒に作っていく「伴走支援型」は無理だと判断し、私が実装を行う「受託開発型」でいくことにしました。

クライアント(妻)がやりたかったこと

クライアント(妻)のやりたかったことは以下のとおりです。
・生成AIを使ったLINEBOTを作りたい
・質問は定型文が10個以下で、順にLINE経由で回答させたい
・回答結果をChatGPTに送信し、結果をLINE経由で返す
・バックエンドの技術にこだわりはなく、動くものがほしい

支援の範囲

今回のクライアントに対する支援は以下のようにしました。

・実装の方針(ノーコードツールを使って迅速に実装する)
・LINE−スプレッドシート-ChatGPTを連結するためにiPaaSを使用
・LINE公式アカウントの開設とAPI連携するための設定支援
・スプレッドシートの項目仕様の検討と決定(スプレッドシートに格納する質問定型文は妻自身が作成)
・ChatGPTのAPIキー発行

とにかくもうコードを書いたり一緒に伴走して作る時間がなかったので必要技術の選定/実装も含めてまるっと私がやりました。LINE-スプレッドシート-ChatGPTをノーコードで連結するためにもちいたiPaaSは私が最も得意とするMakeとしました。

完成品はこちら

完成したものはこちらです。LINE公式アカウント開設とChatGPTのAPIキー発行後ですが、スプレッドシートの項目検討を含めて1時間程度で終わりました。

完成したシナリオ

ざっくり解説すると、LINEからwebhookでアクションを受け取ったらシナリオを起動。スプレッドシートから質問文を順次取得しながらLINEで質問文を投げていく。ユーザーは届いた質問文に回答すると最初のwebhookにデータが届くのでそれをトリガーにして〜(以下同じ)という感じです。本当はもっとスマートにシナリオを構築し、効率的な構造にできたかもしれません。しかし今回は納期とクライアント自身の希望もありこの形で納めました。

私はMakeでシナリオを作って納品してからよくあることのですが「もっとこうしたほうが良かったな」という改善案が思い浮かびます。なので個人的にはいったん完成しても納品せず、1〜2日ほど寝かせてから改善案も考慮したあとに納品するようにしています。

クライアント評価

気になるクライアントの評価ですが、「満足している」でした笑
理由は、
・要件を伝えるとそれに合わせた技術組み合わせや実装をしてくれた
・Makeのシナリオやそのフローを解説し、全体像を把握させてくれたので簡単な修正は自分でできた
・サクッと作ってくれたので細かい調整する時間が取れた
ということでした。

冒頭に大学院の課題制作補助が依頼内容だったと書きましたが、私が依頼を受けて実装をしたことは担当教員やクラスメイトも把握しており、問題はありません。(自分でできないことは誰がどこを手伝ったか説明すればOKらしいです)

カラクリワークスでは個人制作の支援や小規模組織のアプリ制作などをお手伝いします。今回のような課題制作のお手伝いでも全く問題ありません。お問い合わせはこちらのサイト下部にある問い合わせフォームかX(旧Twitter)の@karakuriworksへDMいただけますと幸いです。


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