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夏の日の2013 四国・九州撮り鉄旅(4)

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https://note.mu/karanda_videos/n/n7836840d761b

やってきた電車に乗って、朝倉駅を後にします。
朝倉駅から先は、幹線道路に合流。線路は、二車線の道の端っこに敷かれるようになります。

↑こんな感じ。若干の山越え区間を走ります。

↑昔の岐阜の路面電車も、郊外へ出るとこんな感じでした。
交差する道路には踏切もなく、自動車は、電車が来ないことをよく確認してから幹線道路に合流します。

↑途中の駅で、スタフと呼ばれる、通票交換が行われます。
この路線は、赤・青の信号機というものは設置されていなくて、所謂通行手形のようなもので、運行を管理します。ここから先の区間は、通行手形を持っている電車しか入れませんので、ここまでの区間の通行手形を相手の電車に渡して、相手からはこの先の区間の通行手形を受け取るのです。
この方法も、かつては日本全国にあったそうですが、2013年当時でも、このような形で残っているのはかなり貴重でした。今もまだ、あるのかな?

終点が近づくにつれ、線路がヘロヘロに…
そんなに列車本数が多くないのかな。
そんなこんなで伊野、終点に到着です。

終点の伊野駅は、簡素ながらホームがあって、終着駅らしい雰囲気を出しています。左手の線路は道路上にはみ出してますが、使ってなさそうな雰囲気でした。

伊野終点まで来た電車は、割とすぐに折り返していきます。
ここで、手前の線路が気になりました。
見ての通り、本選とはつながっていませんが、この線路は路地裏にずいずいと伸びていきます。

こんな感じ。あやしいですね~。追っかけてみましょう。

住宅の軒先を曲がる線路。

その先の広場で、線路は終点となっていました。
昔車庫でもあったのでしょう。奥に並ぶ電柱は、かつて架線(電車が、電気をとるための、電線)を止めていたであろう位置に並んでます。
ほっそい路地を電車がギリギリ曲がっていた風景。見たかったものです。

この、線路と道路の微妙な距離感が、好きです。

さて、ここ伊野電停は、近くにJRの伊野駅があります。
高知駅前からここまで、路面電車だとかなり時間がかかってしまいましたから、一度JRを使って、高知駅前まで戻るとしましょう。
そのうえで、朝乗らなかった、桟橋方面の電車と
はりまや橋から東、「ごめん」方面の電車を、それぞれ見ていきたいと思います。
あ、高知駅窓口もそろそろ開く時間ですから、高速バスのチケットも取りましょうか。

というところで、本日はここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
明日もまた、よろしくお願いいたします。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました!