なぜ転職したか1回目
どうも、からあげレモンです。
早速スキを頂いた皆様ありがとうございます!自己紹介だけで反応があるとは思ってもみなかったので嬉しかったです。
今後ともよろしくお願いいたします。
私は4年制の大学を卒業し2007~2009年1社目の会社に務めました。
突然ですが昔から営業職は自分が良いと思ってなくても売らなきゃならない仕事であり、自分にも相手にも嘘をつかなくてはならない仕事と思い込んでいました。なので、「モノをつくって誰かに喜んでもらえる。」そんな仕事に就きたい。そんなことを漠然と考えてました。
※先に営業はやりたくないという思いからの消去法です。
しかし就活中は、数を受けてどこか職に就かなきゃ新卒というカードが失われる。という恐怖でやりたいことなんて言ってられませんでした。
それでもなんとか引っかかったのは特定派遣と呼ばれ、そのころ規制緩和されて増えていたエンジニアの派遣会社でした。
普通の派遣とは違って派遣会社が正規雇用するので一応正社員。
(noteに書くにあたり調べてみたら2015年に廃止されてたんですね)
そこで半導体メーカの常駐エンジニアとして派遣されます。
当然新卒で研修もろくにないのでプロパーと呼ばれるメーカーの正社員から教えを頂き、やれることを増やしていく厳しい世界でした。
会社に行っては本や資料を読み、時計を見てはまだ15分しか経ってない。
そんな毎日を過ごし、先輩派遣さんにくっついてやっとおこぼれ程度に仕事をもらえるようになったころリーマンショックにより、派遣自宅待機命令がでます。
自宅待機、給料半分、アルバイト禁止。
今思い返してもその有り余る時間をどう過ごしたか記憶がありません。
半年ほど過ごしましたが、今考えるともっとやれることがあったと思います。
初めはそのうち解消すると思われましたが、状況は変わらず、日に日に金食う在庫である私たちが次々とメーカーから切られ、明らかに経営が怪しくなります。
このままずるずる行くとスキルもなく時間だけが過ぎていく…
怖くなった私はそこで転職を考えます。
しかしその頃、モノ作りの仕事に限らず、大した経験もない第二新卒と呼ばれる私に仕事はありませんでした。そんな中、サービスエンジニアという名目でモノは作らないが技術職でお客様に機械の適切な使用方法を伝える仕事の面接に通ります。
ただし会社名をググると自動的に後ろに ブラックとついてくる会社でした。
選択肢のない私はそこに入社します。
今でこそ前向きな退職、転職が当たり前の時代。
私の1回目の転職はまさに蜘蛛の糸を掴むような思いでした。
#就活体験記 #仕事について話そう
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