【農家さん必見】管理機などのエンジン不調を治す方法(キャブレターオーバーホール編)
管理機などのエンジン不調を治す方法(キャブレターオーバーホール編)
近日は暖かい日が続き、もうすっかり春の陽気ですね。
春になると畑作業が本格的に始まります。
管理機を使用する頻度も高くなると思いますが、突然エンジン始動ができなくなる!!なんてことよくありませんか?
今回は、管理機のエンジン始動ができなくなった時の修理方法を教えちゃいます。
本日はキャブレターのオーバーホール編として、一般的な管理機のキャブレターでお話したいと思います。
エンジン本体からキャブレターを取り外す
まずはじめに、エンジン本体からキャブレターを取り外します。
アクセルスロットルや燃料ホースなど、複数箇所で接続されていますので、傷を付けないように慎重に取り外します。
取りにくい所にネジなどがついていますが、頑張って取りましょう。
キャブレターを取り外したらこんな感じ。
キャブレターを分解する
エンジンからキャブレターを取り外したら、更にキャブレターを分解していきます。
取れる全てのネジや弁などを取り外します。
汚れ・詰まりの原因を掃除
全て分解できたところで、エアーやキャブレターコンディショナーなどを使って汚れや詰まりの原因を掃除していきます。
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上記以外では、農機具販売店で販売しているプロ仕様のものも良いかもしれません。
お近くの販売店に問い合わせてみてください!
洗浄時、「ジェットノズル」が最重要ポイント
キャブレターコンディショナーを使って一番良く洗浄しなくてはいけない部分がこちらになります。
ジェットノズルというのですが、画像に赤く丸をつけている部分に小さな穴があります。
ココの穴がふさがってしまっていたり、ゴミが詰まってしまっていると、ガソリンがエンジンに送られずエンジン不良につながるんです。小さく細かな部品ですので、取扱には十分注意して、よく洗浄しましょう。
今回はここまで
エンジンメーカーやエンジンの型式によっていろいろなキャブレターがありますが、基本的な構造は一緒です!
管理機やガソリンエンジンの不調には是非試してみてください。
もちろん今回ご紹介したこと以外にも、エンジン不調の原因はたくさんあります。
もし、わからなかったりその他の原因が考えられる場合は、お気軽にお近くの販売店に問い合わせてみてください。
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