学費が払えない!奨学金を家計に回さなきゃ生きてけない!そんなあなたに教えたい3つの上策②

1.前回の軽いおさらい

前回から引き続き来てくださった方がおられたら、お久しぶりです。
ご無沙汰しております。
好久不见!(急に中国語。)

初めて読んでくださっている方々は、初めまして!
前回は内容は薄いですけど、まぁーまぁー時間かけて書いたので、ぜひ読んであげてください。
なにとぞっ。

前回にはぼくが母子家庭であることや、やっぱ世の中お金だよねみたいなことを、学費が払えない観点で書きました。

今回は実際に通った奨学金について、加えてどのようにそれらを知るかについて書いています!

でもよくお調べの学生さんなどには、「そんくらい知ってるわ」という方もおられると思うので、その際は仲の良い友達や、ちょっと生活の苦しい一人暮らしの友達とかにぜひシェアしてあげてください。

では本編です。

2.助けが欲しい大学生と、大学生を助けたい団体の存在


みなさんが大学生だったとき、もしくは現大学生の方、

お金あります??

ちなみに僕はないです。
お家が元からお金持ちの人、大学生ながらインフルエンサーやアーティストとして活動している人、なんならなにか事業をして収入を得ている人だっているでしょう。

その人たちと比べて、時給で働く僕らに、まあお金はないですよね〜。
(もちろんしっかり貯めている人達は偉いとおもいます…ウラヤマシイ)

みんなそんなこと分かってるんです。
中でも、「バイトも勉強も頑張ってるのに、経済的な理由で勉学を諦めなければならない」人達には、財団が援助する体制を整えています。
これからの社会にとって不可欠な存在になる可能性がある人が、その母数の中に必ず含まれているからです。

そして僕は、家庭の経済事情によって本当にギリギリで大学生活を送っています。それを各所に訴えることでなんとか助けていただいています。。
それ故に、ぼくは大学四年間で一度も奨学金を「借りた」ことがありません。
JASSOとコロナ禍による政府の家計急変世帯や非課税世帯への給付金が背景にあることも言わずもがなですが、僕が奨学金を借りなくてもよかった理由があります。大きく分けて以下の2つです。

①支払い義務額は決まっているから。
②学生を助けたい団体が多く存在するから。

実は前回の投稿でも書きましたが、授業料というのは「教育関連費」と「授業料」とに分かれており、JASSOが減免対象としているのは後者です。つまりは「減免後の額」+「教育関連費」となるわけです。
そしてその額は大学からの授業料納入のお知らせの中に記載されているので(僕の大学の場合はです)、その額さえ用意できていればいいのです。
もしその額が僕が前回書いたような理由(母親に使われてた…)などで、足りなくなった場合が、大騒ぎ案件なわけです。

アルバイト代から家に生活費入れてても、授業料に補填するお金を全く貯めてないわけではない。でも友達ともご飯行きたいし、おしゃれもしたいし、デートだってしたいよ!
奨学金は経済的な理由で学びの機会が脅かされないためにあるものなのに、なぜかどうしてか、教材や大学までの交通費、お昼ご飯代などまで入れちゃうと足りなくなっちゃうんだろう。

そこで次の、②が発動するわけです。
ないなら稼ぐか、手に入れるかの二択しかないのです。
その手に入れるコマンドを選択する先としては以下のような団体などがあります。

・似鳥財団
・コカ・コーラ
・明光教育研究所
・キーエンス財団
・あしなが育英会
・電通育英会
・大学独自の奨学制度(貸付じゃなくて、給付!貸付でも一定以上の成績で変換免除とかは使わない手はない!)
                         などがあります。

でもこれはほんの極々一部です。


他にも高校生のころから申請し、合格によって給付が確定するものや、理系限定のもの、親を交通事故で亡くした学生に限るものや、大学n年生のときにのみ申請資格があるもの、などのようの本当に多岐にわたります。

そゆのがあるのね、わかったよ。
じゃあどこで知るん?そんなん。
なんかまとまってる一覧サイトないの?という方。

現代人ですねぇ~~~(うっざこいつ)。

けど特別にお教えします。
物事を調べるときに、自分が知りたいことがつまりはどういうことなのかを少し考えて、視点を変えた調べ文句だと、思ってもみなかったサイトに出会えたりしたり、しなかったり。。

次どうぞ!

3.奨学サイトの調べ方

おすすめの調べ方ですが、やはり大学在学中の方ならば大学の学生部や庶務部で聞くことが手っ取り早いです。そういった類もお仕事の一つなので。
でもまずはキャンパス内の掲示板やポータルサイトで頻繁に確認するなどがよいでしょう!
職員さんがご存じない場合もありますしねっ。

高校生で、今から進学を考えている人は、まず進路指導に聞いてみてください。ですが教職員の中に奨学金担当などはおそらくいらっしゃらない(いるならごめんなさい、偏見です)と思うので、やっぱり自分で調べるしかないです!
ほしいんだろ?行きたいんやろ?自力でつかみ取れ!!!
ということでござる。

でも急を要している方にそうやって突き放すほど、僕も非情ではありません。
奨学金netというサイトがあり、それが前記したような奨学金を一覧で載せてくれています。
サーチの方法としては、
「🔎給付奨学団体」だったり、「🔎○○大学 奨学金」などと調べると、おそらくほしい情報が出てくるのじゃないでしょうか。

申込期間は、1月くらいから4月くらいが多いような気はしますが、夏前や10月くらいに申し込むものなど、本当に奨学金や団体によって異なります。
ですので、見つけたらまず募集要項を見て対象かを確認する。
そしてすぐ必要書類を準備して、すーぐ申請してください。

求められる書類に多いのが住民票の写しや、課税証明書、戸籍謄本や源泉徴収票などです。
「なにそれ」という方もいるでしょうし、知ってるけどどこで取得できるの?という方もいらっしゃるでしょう。
大丈夫です。調べたらすぐでできます。
自治体のサイトはわかりにくい上に、○○市と指定してるのに、二つ目の検索結果はもう違う自治体が出てくるとかがざらにあるんで、調べにくいですけど、マイナンバーカードがあればコンビニで出力できたりするものもあるのでぜひお近くのコンビニへ。
コンビニからのほうが、役所で出してもらうよりもかなりお得な価格で出せるのでおすすめです。

ここで、ぼくが採用された2大奨学金(勝手にそう呼んでる)について次は書いていこうと思います。

それは、
「明光教育研究所」と「キーエンス財団のがんばれ日本の大学生奨学金」です。
後者に関しては、事務局の方から採用者あてのメールにぜひ周りに勧めてくださいとあったので、みなさんにも自信を持って勧めさせていただきます。
(以下ぜひ参照ください。)

ちなみにこの奨学金、応募から採用までかなりの期間があったので、
正直申請したことすら覚えてなかったです。笑

ちなみにこのキーエンス奨学金はツイッターとかを見ると、偏差値の高い大学の採用率が高いことや、キーエンスの本社が大阪にあることから、そういった偏ったバイアスがあり公平じゃない。と不服にしている方も散見されます。
ぼくは確かに大阪の大学に通っていますし、偏差値も中の上くらいなのかな?(偏差値まーじどうでもいいから知らん!!)とは思います。

が!

相手は一人に30万円を無償で渡すんです。
少しの小論文で、評価をするんです。成績の提出があったかはごめんなさい、覚えていないですが、せいぜい2,3個の判断材料で何千、何万の学生から数百名の採用者を選出するんです。そりゃ倍率は高いでしょうし、優秀な大学に通う優秀な学生とも比べられます。
だから正直落ちるかもしれないというスタンスで応募しないとだめです。
偏差値の高い大学の人が多く通っている現状が事実かは存じ上げないですが、うまく文章にまとめる能力や、自己表現の能力が高い学生が採用されているだけだと、ぼくは思います。
(これはただの自慢ですが、レポート系の授業は95点以下とったことがないくらい、文字起こしには自信あります)

また、キーエンスは他にも奨学生募集を行っていたりするため、要チェック機関です。

もう一つの明光教育研究所ですが、ここは何度も奨学生募集を行っている機関で、奨学生採用後もとても丁寧で親切な連絡が来ます。
本当に奨学生を大事に思ってくれている感じがして、そういう面でもおすすめです!
僕はこの奨学金がないと、実は4年春学期(つまりついさっきの学期)がやばかったんです。
実は家賃の更新料、全額僕が負担しまして。
春には最終面接で東京にいき、スーツは後でご紹介するサービスで用意していたのですが、ネクタイとシャツがなく、急ピッチで用意したためこれまた費用がかさみ。。
挙句の果てには、内定先の研修が始まるのに、1回生からオンライン授業や起業セミナー、会社説明会や採用面接を共にしてきた、薄くて軽くて結構使い勝手の良かった、ラップトップのDellくんが帰らぬ人となってしまったのです。こちらも急いでヨドバシカメラへ滑り込み、購入。

まあ合計すると結構な額でして、授業料納付の危機がはたまた訪れたわけです。
ですが、明光教育研究所様から頂いた奨学金によってなんとかぎりぎり払うことができたのです。
この奨学金は支給額が4回に分けて支払われます。
支給月は、7月・9月・12月・3月です。
そして学期の数(2か3)によって、経過報告みたいなものの回数が変わります。ちなみに僕は2学期制なのですが、報告は来月なので、内容はよくわかってないです。でも申請時に出した用途に沿って使っているかどうかを領収書や購入明細を添付して確認していただくといったようなもので、特段採用を途中で打ち切ってやろうという魂胆ではなさそうなので、安心してよいと思います。

次に少し勘のいい方だったり、自分で授業料を払ったりしている方ならわかっていたかもしれないですが、「7月でぎりぎりに授業料」というのはまぁ除籍処分の類ですわ。oops!

でもねぇ実は大学には、これはコロナ以前からあった制度なのかはわかりませんが、授業料延納措置というものがございます。(高校生の方はぜひ知っててね!)
どの大学にもあるかは不明ですが、ぼくの通う大学では「授業料の減免措置を受けたい人が、減免措置後の金額で支払いたい場合」に、授業料減免継続願と授業料延納願を提出します。
その際に、この日までしか待てないよという日が書かれているので、その日を自身で支払期日と書いて提出します。

そうして授業料減免措置が適用された後の額面が、家に振り込み用紙とともに送付され、それを延納期日までに支払うという流れになります。
ちなみに初めに来た正規の授業料を払える方は、もちろん払っておっけいです。(あ、それが普通なんだった。)
つまり先ほど書いた提出書類は前者のみでよいのです。
そうしてぼくに減免後の額面が送られてきたと同時に、先に支払っていた人は減免後の差額が口座に返金されるという形になります。

どうでしょう。おおよそは伝わりましたかね?
参考になればうれしいな~~

4.どの奨学金申請にも共通することと、僕が伝えたいこと

ここで就活生向けのことを書きたかったですが、就活もまぁすんごい悩みながらしてましたし、お金持ちになるためにはどうすればいいだろうとかすんごい考えてました。
その分志望先は絶対ここがいいなんて見つからなかったですし、どの企業にも僕にとっての長短があり、「絶対」がなかったからこそ、お祈りが来ても、「ほんまに心底祈っとるんやろな?それコピペやったら許さんからな。」思いながら容器に次の企業受けてました。
だから就活生や就職を考える学生に少しでも強気になれるマインドを伝えたいので、予告してた就活生向けサービスの話は次にします!(今決めた。)

じゃあこの表題に触れますが、奨学金を申請するときに意識していたことがあります。

「僕は母子家庭で~」って書くんじゃなく、「母と双子の姉と3人家族で~」って書くとか。
「たくさんの資格を取ってきたように、継続して頑張れる…」じゃなくて、「立てた目標に対して、愚直に取り組むことができ…」と言い換えたり。

まぁつまりは「魅せ方」ですね。
しんどそうだね。とかつらかったんだね。
だから?
だから助けてほしいの?
なんか這い上がる努力したんか?

そう突っ込まれては、ちょっとしんどいですよね。

何が言いたいかというと、「訴えろ。同情を買おうとするな」です。

みんなつらいから助けてほしいというんです。当たり前です。みんな何かに苦労してる。しんどさは誰かと比較するものではないし、されていいものではない。
じゃあどこで見るかって簡単です。
その人が何を実現したいのかや、どうなりたいけどなにが障壁で苦労しているのかといったその人目線を、読み手に手に取るように感じてもらうことが必要なのです。そうすると、この支援が彼の成長、ひいては社会に大きな影響を与えうるかもしれないとまで思わせればすごいかもです。
これは大袈裟ですが、同情してもらっても「つらかったね。だからどうしたいの?」で幕引きです。

僕の場合だと、授業料工面のためにひたすら奨学金を口を探したし、バイトもめっちゃしてるし家にこんなけ入れてる。それでも成績はGPA3.8とってるし、資格もいっぱいとった。今はSE目指してJavaとかhtml勉強したい。でもバイトは削れないし、正直時間ができてもお金がないから首回んないの。って形で実績を並べながらひたすらに訴えました。

このスタンスにしてから落ちたこと、、ないです。まだ。
実はもう一つ、大学独自の奨学金制度を申請していて、通ればワーホリに使おうかなと考えています。

そしてこういった作業の繰り返しは、とてつもなく文章力つきますし、すっごい頭使います。
だからある意味、自己分析にも通ずると今では思います。
家計状況を全く採用条件に入れていない奨学団体で、一度腕試しをしてみてもいいかもしれないですね。
採用されればお金がもらえます。こんなお得なことはないです。
もしかすると、お金に余裕がある人はそんな奨学金を申請するようなことはするなという声も聞こえてきそうですが、やはり受ける母数が多くなろうが、訴える力のない文章は落とされます。
まずは用意されてるチャンスに気付き、そのチャンスをものにするために行動できるかが大事になるとは、思っています。

また本稿では奨学金netをお勧めしましたが、リンクをあえて貼っておりません。
それは、自分の力で検索エンジンを使って見つけてほしいからです。
困っている方ならなおさらです。
自身が苦境にいて、落ちていくそこが真っ暗闇であればあるほど、環境や周りに責任を転嫁してしまいます。だって都合がいいからです。
でも残念ながら他人は変わりません。変えようとしても無駄です。だからあなたが変わるのです。

困っているのに物を買ってくれない周りが悪いの?
気付いて手を差し伸べてくれない先生が悪いの?
僕の場合、奨学金を使い込んでた親が悪いの?
まぁそうっちゃそうでしょう。正直ぼくもいまでも時々そういう気持ちになります。
でも、何も生まないんです。こういうネガティブさって。

だから知ったならまずは自分の手で、目で、足で動いてほしいのです。
助けを待つだけじゃなくて、助け出さなければと思わせるんです。

この分を読んでもおそらく「あ~長かった。」で終わる人が半数以上いるでしょう。
でも少しでも動いた人は、その人たちよりは1歩も2歩もリードしてます。

このシリーズの最後は、就職活動をいずれ控える学生の方あてのものになりますが、いつか子供ができたときとか、職場のアルバイトの子に、とかで読んでいってくれると嬉しいです!

次回は後回しにしちゃった就活生シリーズです。


ではまた。




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