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あきらめがついたら、スタートライン。#301

「なんで、こんな簡単なこともできないんだろう。」

なんて、隣に座るだれかと比較しては、不思議になる。それは誰かと同じゲームを好きになれなかったことから始まり、下校のときに話す話題が出てこなかったときに痛感した。

そのまま社会人になって、社会人も、まあうまくいかないかもと思っていたら、意外に学校より、ずっとずっと楽しかった。社会にはルールがあって、勝ち負けがあって、優劣があった。でも、どっちを向いてがんばっていればいいのか、ちゃんと目を向ければ、答えがあったりした。

そして、目を向けた方向に努力さえ続ければ、周りの誰かが見ていてくれて、そして、時々ありがとうをもらえたりもする。

しかも、ちゃんと力をつければ、少しずつ自由がます。時間も場所も管理されることもなく、自分がどうしたいかを、少しずつ優先できるようになっていく。

普通に雑談をし、普通に学校に行き、普通に友だちを作ることは、なぜかできなかった。でも、色々あきらめられて、割り切って、できることを社会に出てから重ねたら、いつのまにか、ずいぶんと世界は楽しくなってた。

読んでくれた方、ありがとうございます。自分のできないことにあきらめが付いたら、スタートラインにやっと立てる気がする。そして自分も、10年間の社会人生活でできなかったことを、そろそろあきらめるときな気がする。

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