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「カリー寺」でお話しさせていただきました

はじめまして。

島根県のお寺出身の唐溪悦子(からたに えつこ)です。現在フリーマガジンの作成とイベントの企画運営の仕事の傍ら、週末僧侶として兼業生活しています。

先日ご縁をいただいて「カリー寺」に参加させていただきました。

―カリー寺って?
お寺とカレーって相性よさそう
からはじまったお寺でカレーを食べるイベント

カリー寺のメイン会場となる尼崎市の西正寺では、境内に8店舗のカレー屋さんが出店し、本堂ではネパールの民謡やダンス、手話エンターテインメントのパフォーマンス、トークイベントなど盛りだくさんな内容でした!今年は西正寺近くの「TUMUGUBA」を第2会場として、お野菜やお米の販売、オリジナルコーヒーを作るワークショップなど、こちらも楽しい美味しいがいっぱいの会場でした!

当日の様子はこちらから https://youtu.be/CHdF0rPoMDI

2016年から始まり今年で4回目となるカリー寺は毎年様々な派生企画が生まれているんだとか。
その日限りの集客で終わってしまうイベントも多い中、カリー寺はなぜ年々新しい取り組みがうまれ、ひろがっていくのだろうか…。


―かかわりの中でうまれていく
トークさせていただいたのは第2会場の「TUMUGUBA」。東大阪の毛利浄香さんと「若手女性僧侶のアレコレ~お経のキーってしんどくない?~」というタイトルでお話しさせていただきました。僧侶は男性のイメージが強く葬儀などに行くとびっくりされることも多いこと、さらにお経は男性のキーに合わせて作られているため女性が読むには難しいことなど女性から見たお寺の話の他、修行の話、若手僧侶としてやってみたいテーマなどそれぞれにお話しさせていただきました。(私は緊張しすぎて話したかったことはほとんど伝えられなかった、ぜひリベンジさせていただきたい。)

個別でお話ししている中で、こんな言葉をいただきました。
「聞いてくれることで、いてくれることで安心できるんです。」
ありがたい法話なんてとてもじゃないけど話せない私に、そんな想いを伝えてくれた方がいました。ありのままの私でも安心してくれる人がいるんだと、何も持っていない…とトークに参加することに弱気になっていた私が反対に救われた気がしました。

自分の思い通りに整えられた環境の中ばかりでは見えなかったことがたくさんありました。少し飛び出してみることで自分を誰かを知るきっかけになり、救われる想いがあることを感じさせてもらいました。

自分だけでは気づくことができなかった感情や想い
それは人との関わりがあってこそ気づけたこと、うまれたこと。
カリー寺はそんな関わりが色んなところでうまれていて、それぞれを想い合うからこそひろがっているのだと思います。
とっても素敵なイベントでした!

そしてカリー寺のレトルトカレーができます。

現在、12月8日の「おさとりの日」に合わせて「レトルトカリー寺」を開催予定です。日本全国、47都道府県寺で開催したいなぁ。ということで賛同していただける「レトルトカリー寺」さん募集中です。


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