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3Dキャラクターモデル:依頼の仕方

はじめに

はじめましての方は、はじめまして!私を知ってる方は、こにゃにゃちわ!
殻タヌキと申します!!
今回この記事はVTuberが増えた今、依頼をしたいけれど、依頼の仕方や予算がわからない!!フルスクラッチとVRoidの依頼何が違うの?どのくらいの期間かかるの??とお悩みのご相談を何度もいただいたため、書くことにしました。
※こちらは、殻タヌキが知ってる情報でありますが、クリエイターによっては依頼の仕方や情報が全然違ったりする場合や、後日間違えや変更により記事の一部を編集する場合があります、ご理解の程よろしくお願いいたします。


1.自己紹介

まず、本題に入る前に自己紹介の方を書かせていただきます。
興味ないよって方は次の「2.本題」の方に飛んでください!
私は「殻貍(カラタヌキ)」と申します。以前までCG&VTuberの撮影をする会社で働いており、生放送現場で裏方スタッフをしたり、実際生放送で使うステージを作成、某個人VTuber様のモデルを監修・セットアップをしておりました。
現在はフリーランスになり、建築系IT会社の体験型シュミレーションアプリで複数の重機でしたり、それを動かすためのステージを約8つ制作。
またVTuber「瀬戸兎ゆめ」様のモデル制作を担当したり、匿名ではありますがVTuber様の3Dのお部屋をデザインからモデル制作まで担当いたしました。

2.本題

1.フルスクラッチとVRoidの違い・説明

フルスクラッチモデル
フルスクラッチモデルは、簡単に言えば1から自分でモデルを作ることです。キャラクターの体から服、髪、目、とモデリング。作ったモデルに色付けし、体に骨を入れたり、ソフトで動くようにセットアップ。これを1から完成まで制作をします。
<メリット>
・完全オーダーメイドである。
・立ち絵、図面の絵柄デザイン通りのデザインの3Dモデルしてもらえる 
・VRM形式だけでなく、そのほかのソフト対応の形式にもできる
・好みの表情を追加、特殊な表情が追加できる     など
<デメリット>
・料金が高い
・制作の期間がかかってしまう
・服の着せ替えが難しい
<目安>
金額相場:10万~100万 (デザイン・したいことによって大幅に変化)
制作期間:約1ヶ月~3ヶ月(基本的には1ヶ月)

VRoidモデル
VRoidモデルは、VRoidそソフトで作るVRoid側でできてる身体を調整、できている髪の毛を自分で増やしたり改造したりと、すでにできているものを改造していき作る3Dモデルであります。
<メリット>
・料金が安い
・制作にかかる期間が少ない
・服の着せ替えが簡単
・好きな絵柄のモデラーがいれば、その人の絵柄でモデルを作ってもらえる
<デメリット>
・VRoid制とレッテルが貼られる(お金をかけない事務所や個人、そこまで愛してないのだなと見られたりする)
・立ち絵、図面のデザインに寄せることはできるが、絵柄通りにはならない
・VRoidだけでは、ほかの形式にはならない
・特殊な表情や一部の服が作れない
<目安>
金額相場:3万~7万
制作期間:約1週間~1ヶ月

2.必要資料

立ち絵、三面図、二面図、デザイン画 (解像度350以上)
 解像度が高い画像の種類が多い程(例立ち絵、三面図、デザイン画)クオリティと再現度が格段と変わります。また少ないと、確認の連絡が増えたりします。
キャラクターがスカートの場合、下着のデザインや指定があるとクリエイターとしては助かります。

・表情デザイン画
VRM形式の場合 喜怒哀楽驚
その他の特殊表情 
目:ハート、星、ぐるぐる など 
口:栗、猫、あっかんべー など

・使用予定のソフト
例 配信:VSeeface VR:Cluster、VRchat MMD  

・予算、希望納期
予算は、仲介を通さず個人でやり取りをする場合必要になります。
デザイン画と必要となる技術、希望納期を確認して納期に間に合わせられる内容なのか、内容と予算の金額と合っているか確認のため必要となります。

・実績公開
実績公開の許可がない場合、ほとんどのクリエイターは依頼を拒否すると思います。(拒否しない人は趣味で作っていたり、実績が必要で無かったり、料金を2、3倍にして受ける人もおります)

3.依頼の種類

・ココナラ、SKIMAなどの仲介を挟む
それぞれのウェブサイト上でクリエイターが定めた設定(修正回数や必要資料など)に合わせて、それを了承して制作の進行をしていく方法。

・X(旧Twitter)DMやHPでDM
個人でやり取りする必要があり、責任問題が起きる場合個人間で解決しなければならない。場合によってサポートが手厚かったり細かくデザインの確認と修正ができる

4.注意点

・年齢は二十歳以上である、又は事務所(責任がとれる)があること
依頼は金銭やり取りが発生するため、ちゃんと金銭が払える、もしも問題を起こしてしまった場合、責任問題が出てきてしまうため。

・必ずキャラクターデザインをしたイラストレーターと連絡が取れること
キャラクターデザインは著作権を譲渡されていても、著作人格権というものがあり、3D制作の際デザインを変えたり、ちょっとした変更だけでも著作人格権を行使できる可能性があります。
もしもデザインで変更しないといけない部分ができた場合に連絡できる状態にする。また、VTuberがVRoidモデルの依頼する場合、もしもの対策としてデザイナーにVRoidで制作を依頼することを連絡をしとくのがおすすめです。

・キャラクターがスカートを履いていて、下着のデザインがない場合クリエイターから1度だけ聞かれることがありますが、そちらはセクハラとかでなく制作に必要な情報となります。ただ、それ以上に確認する場合は内容の場合は専門の方に相談をしたほうがいいと思います。

・モデルの受け渡し後、新衣装やVRM形式以外のソフトで使用したい場合こちらはクリエイターにもよりますが、サービスでなく別個で料金がかかってしまいます。

・修正内容や修正回数(○○以上)によってプラス料金が発生する場合がございます。
修正のお願いをする際には情報をまとめた上で、なるべく画像資料など用意してわかりやすくするのがおすすめです。

・クリエイターが定める規約をちゃんと確認すること
クリエイターによってですが、NGなことでしたり、データのやり取りについてや、プラス料金になる修正内容などありますので、ちゃんと確認をお勧めします

・R18、秘部の依頼をしないこと
こちらは、秘部を細かく作ってしまうと法律に関わる問題となるため3Dモデルであっても制作はしてはなりません。

3.制作の流れ

こちらは、フルスクラッチモデル制作の流れとなります。
私の制作の流れは
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3D化希望のデザイン(三面図)の確認。
説明&確認など
  ↓
モデル作成 
  ↓   確認&修正
UV展開・テクスチャ
  ↓   確認&修正
リギング
  ↓
表情作成
  ↓
VRM設定
  ↓   確認&修正
入金が確認後、納品

画像はVTuber「瀬戸兎ゆめ様」

※クリエイターによっては、これより細かかったり他の工程があるかもしれません。

4.最後に

この記事は後日、情報が増えた際に編集をいたします。
私はフルスクラッチでモデル制作をしているため、もしかするとVRoidで制作をしている方がこの記事みてここおかしいと思うかもしれませんが、
クリエイターは沢山おり、皆依頼の仕方や内容が違いますので、これは一つの考えとしてとらえていただければ幸いです。

文章ばかりになってしまい、非常に見ずらくなってしまあい申し訳ございません。

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