「バカな！ 確かに臓器を破裂させたはず！」

「そんなんでアタシを殺せると思ってたんだ。ウケル」
不敵に笑うヤマンバ少女！

「黙れ！ 何者であろうとォ！ 」

キューティーは思考を強引に停止させ、頭から足先までが一直線になるように爪先立つ姿勢を取った。
これこそがキューティーの得意とする戦闘体勢、猫襲脚だ！

「キャハーッ！」

猫襲脚の体勢のまま高速で前後にステップを踏むキューティー！ これでは間合いが測れない！

ヤマンバ少女はそれを意に介さず斧で横薙ぎの一撃を放つ！

「遅い！ キャッハー！」
キューティーが難なく攻撃を躱す！
そのまま最速の前ステップで間合いを詰め、ヤマンバ少女の顔に肘打ちを食らわせた！

「イッテエ！」
ヤマンバ少女の鼻が折れて血が吹き出す！ アンタイカワイイ！

「これから全ての攻撃を避け、その度にお前を壊す。それが嫌なら、お前の名前と誰の意図で動いてるのかを話せ」
間合いを離したキューティーが凄む！
コワイ&カワイイ！

【続く】

【2話】
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https://note.mu/karate315/n/n73387f9641ac

【1話】
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https://note.mu/karate315/n/na1f5b16a9d5a