見出し画像

2019.9.7 LEVEL E活動再開ライブ告知

2018年3月を最後に演奏していなかった、LEVEL Eが夏の終わりに轟音と共に帰って来る。

LEVEL E

GtVo キタヅメ ジュンヤ
Ba イチカワ ヒデト
Dr コガ ケンタロウ

2009年   大学のサークルの同期で結成(Ba,GtVo)
2010年   渋谷egg manにて初ライブ(Drは旧メンバー)
2011年   旧ドラマー脱退
2012年   Drコガがサポートで演奏後、正式加入
2018年3月 活動休止
2019年9月 活動再開

スタジオの様子を伺った。

 久しぶりのライブ、そして音源(フルアルバムから先行した3曲入ったEP版)を発売するということで細かいところまで確認していた。
音の歪ませっぷりと前へ前へと来るリズムは、緻密に作られていた。
縦のリズム、休符、締めなど丁寧な手順できっちりと。
 影響を受けたアーティストはHide・zilchのアルバムにおいてヘビーサイドの曲調(BACTERIAなど)と聴いて納得した。

キタヅメ「メンバー同士、ぶつかりには行きません。スっと距離を置くタイプです」
これが10年活動出来る距離感だ。

キタヅメ「ゆったりしたペースでやってきました。それで、前ドラムは抜けましたけれど」
 次のドラマーをどうしようかと考えていた頃は、mixiのセッション文化が最盛期。とあるミッシェルガンエレファントのセッションでGtVoキタヅメとDrコガは出会う。
コガ「ジュンヤはマーガレットをやっていて、ビビっときた。暴れっぷりや立ち振る舞いが格好良い。ナンバガやっても上手いし格好良かった。今でも格好良さについてはそう思う」
キタヅメは徐々に仲良くなってから、コガをバンドのドラマーへの加入を誘おうとしていた。
とりあえず、ナンバーガールのコピーバンドを組むことに。そこのギタリストの女の子に「2人一緒にオリジナルやればいいじゃん」の潤滑油的な一言をきっかけにサポートドラムとして組み、ライブを行った後、正式に加入した。

キタヅメ「最初は自分のワガママをやるバンドのつもりだったけど、この2人じゃなかったらLEVEL Eでなくなる」
キタヅメの頭の中だけで描いたバンド像を実現する為のメンバーではなく、3人だからこそ出来る唯一無二のバンドになった。どちらかが欠けてしまったらLEVEL Eでなくなる、と考えは変化した。

メンバーそれぞれについて

3人共通の認識は、
上手いし、技術とかではなくセンスが良い。弾いている姿が格好良い

メンバー全員我が強く、誰も影のプレーヤーになろうとしない。良きライバルになってくれる。だから、油断していると喰われる。その感じが心地よい。

キタヅメ「ベースの、その鳴らし方が良い!と思えるコードへのアプローチが凄い。」
コガ「ベースは良くも悪くも衝撃だった。どこに合わせて良いのか……何をやっているのかわからない。格好良いけど合わせられなくて、加入した当初はギターに合わせてリズムを作った」

イチカワ「自由にやれる。スタンス的に2人がそう来るなら、俺はこう弾こうと思える。このドラムだからこそ弾けるフレーズ」
キタヅメ「ドラムのメロディ毎の変化を持たせる時のセンスが良い」
ギターボーカルのために、ステージ上で一歩引くのではなく、ケツを叩いてくれる存在だ。

3人はお互いの尊敬している点を考える間もなく、すらすらと口に出来る。
理解し合えているバンドは、長くやっていくうえで絶対に強い。

アプローチのこだわり

9月7日のライブの話をもらった時に、音源の進捗も聞かれ「レコ初にするならトリにするよ」と提案をもらった。それに対し二つ返事で快諾したところから、途中で止まったままの音源作成が再開した。

Voエフェクトは基本ほぼ全曲かけている。
これは「リスナーに特に伝えたいこと(こだわり等)はありますか」と聞いた時に最初に出て来たものだ。理由を尋ねた。
キタヅメ「楽曲的に、エフェクトをかけた方が合っている。曲の構成はシンプルに。でもおもちゃ箱をひっくり返すようないろんな音は欲しい……ギターやベースをもう1本足す様なイメージ
そして意外だったのは
キタヅメ「そもそも歌を歌うという感覚を持っていない。歌詞にメッセージ性を持たせていない。楽器のひとつとして機能させている
歌詞が全部英語だったと思い、何か隠れたメッセージがあるのではと聞いてみると
「実は英語と日本語混ぜていて、ルー語(ルー大柴)みたいなもので……」
とはいえ、リスニングが得意な子に一応確認されたというエピソードを聞く限り、決してダサく聴こえないということだ。

今まではサビに全力を注ぎ、Bメロで魅せることがあまりなかった。
お互いの音が聴こえなくなる程、エフェクトやボリュームを足していた。
音源作成にあたって足し算ではなく、ようやく引き算を覚えた。という成長も見ものだ。

音圧をぶつけたい

 これまで、その場その場でライブなどに挑んで来たが、音源作成にあたって曲やバンドがまとまってきた。
キタヅメ「活動休止前後に変化はなかったが、今までその場のテンション・思いつきでやっていた点を個人的にはちゃんと演奏しようと思った」
コガ「同じく変化はないと思っていたが、周りから雰囲気は変わったとよく言われた」
年を重ね、良くも悪くも落ち着いてきたからだろうとメンバーは推測していた。
落ち着いてきたとはいえ、勢いを止めるわけではない。
キタヅメ「寝る直前に漠然とバンドのことを思い出させる程に、音圧をぶつけて圧倒させたい。
よくわかんないけど、なんか凄いと思わせたい。
自分がサマソニでMUSEを観た時のように」

最後に一言

久しぶりのライブで気合入っています。今回のライブでは来年発売予定のアルバムからも演奏します。
SEも含め、30分間ライブを楽しんでください。

Special Info!!

2020年春 アルバムリリース
                   自主企画レコ初ライブ 超快楽主義Vol.3 開催決定

※9月7日発売の音源(EP版)の購入者には、2020年春のレコ初ライブの時に特典アリ

Goods Info

Headonism e.p.

CD(EP版)3曲入り ¥500
1. any
2. scary
3. coca

・タンブラー 

¥1,000

Live Info

バンドSNSアカウント
Twitter:@_LEVEL_E_

CD代、ライブ代からのレポ費用にします。今のところ。