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芸術と感性と子育てと。

ご無沙汰しております🙇‍♂️
仮免許です。

今回は、子育てについて新たに感じたことを書いていきます。

誰かに伝えたいというよりも、自分が感じたことを記録として残し、忘れそうになったり見失いそうになった時に戻ってこられるようにしたいと思い、キーボードをたたいています。

なので、今回はギターとは関係のない話になっています😅



きっかけは柴崎春通(しばさきはるみち)先生

記事を読んでいただいているあなたは、柴崎春通先生をご存じでしょうか?

チャンネル登録176万人のYouTuberでもあり、「そうはならんやろ」というツッコミとともにまとめ記事が紹介されたりすることもあるので、知ってらっしゃる方が多いかと思いますが、一応簡単にご紹介させていただきます。

柴崎 春通(しばさき はるみち、1947年8月27日[4] - )は、日本の水彩画家、水彩画講師、YouTuberである[5]。

元文化庁派遣芸術家在外研究員[6]。日本美術家連盟会員[7]。“おじいちゃん先生”の愛称で親しまれる[8]。

Wikipediaより

↓YouTubeチャンネルへのリンクですhttps://www.youtube.com/@WatercolorbyShibasaki

この柴崎春通先生の個展が2024年1月16日(火)〜2024年1月26日(金)の期間で開催されており、先日、家族で観に行ってきました。

そこで、柴崎先生と直接お話しすることができ、その内容に非常に感銘を受けたのです。


「それを選んだのは、その子自身の感性。親は、環境を与えてあげることしかできない」

お話をしている中で、娘の好きなことについて聞かれることがありました。

娘が「絵を描くこと、工作することも好きで、ピアノや音楽も好きです」と返答したところ、「どうしてピアノを弾いてみたいと思ったの?」と聞かれました。

保育園の先生が、「歌の時間になるとピアノのそばに来て、ずっとピアノを見ているんですよ」と教えてくれたことがきっかけで、娘はピアノを始めました。

ただ、娘の中にはそれだけではない思いもあったようで、「先生がピアノを弾いてくれるように、私がピアノを弾くことで悲しい気持ちになっている人や、怒っている人が笑顔になってくれたらうれしいと思って、ピアノを習い始めました」と、柴崎先生に伝えていました。

すると、「同じものを見たり聞いたりしても、同じようなことがあっても、それをどのように受け取るかというのは、子供一人一人、それぞれが違います。親に出来ることは、環境を与えてあげることだけで、それをどう受け取るかは子供自身の感性によるものなんですね」と柴崎先生がおっしゃいました。

そのお話を聞いて、私の中に衝撃が走りました。


「子」供を「育て」る?

子育て。

当たり前に使っているこの言葉の響きにとらわれすぎていたのかもしれません。

「子供が将来困らないように、自分で考えて動けるように。」
「大きくなった時に後悔してしまうことがないように。」

色々と考えながら、子供がまっすぐに育っていけるように日々を過ごしてきたつもりです。

ですが、柴崎先生のお話を聞き、「親が子供を育てているのではなく、親を含めた周囲のものが与えた環境を自分で選び、子供自身で育っているのではないか」と考えたことで、自分の中で腑に落ちるものがありました。

親が与えたものが全く響かないこともあれば、「これには興味ないだろう」と思ったことにはまり込むこともある。

だとするならば、親にできるのは先生がおっしゃるように「環境やきっかけを与えること」だけ。

逆に考えれば、親の行動に対して子どもの反応が想像と違っていても仕方のないことで、それに目くじらを立てたり、残念がったりするのも変な話かもしれません。

自分がやってきたことが間違っていたと思うわけではないですし、「幸せになってほしい」という気持ちはありますが、子供がどのように育っていくかというのは子供自身が選び取っていくもの。

娘の感性を信じて、ゆっくり見守っていけたらと思います。


今回も、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今後ともよろしくお願いいたします🙇

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