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「身近な人の死に対する恐怖心を無くしていきたい」お悩みに回答しました

湘南に暮らす心理カウンセラー 
渡辺サヤです。

4月カウンセリング残1席となりました!

本日も『ココロノマルシェ』に寄せられたお悩みにお答えします。

ココロノマルシェとは
作家で、人気カウンセラー根本裕幸先生の弟子カウンセラーたちが回答する、無料お悩み相談掲示板です。
どなたでも無料でお悩み相談できますので、是非ご利用ください。

『こわがり癖を直したい』
相談者:ぱんださん

いつもありがとうございます。
私は、なんでも怖がりすぎてしまうところがあり困っています。事故に巻き込まれたらどうしよう、とか、火事になったらどうしようなど、生活に支障が出るほどではないのですが、1人でいるときにはつい不安になってしまいます。
とくに、自分のことよりも、親や恋人に何かあったらと思うと怖くてしかたありません。
母親は70歳を過ぎ今はすごく元気で一人暮らしをしていますが、突然倒れたりしたら…と思うと怖くて仕方なく、何も手につかず考えることもできなくなります。母親が買っている猫のことも同じです。
また、恋人は登山が趣味で、よく1人で登山に行くのですがそれも本当は怖くて仕方ありません。下山の連絡が来るまでソワソワしてしまいます。
本人が楽しんでいるので彼には怖いとは言えませんが、「下山したらいちばん最初に私にLINEしてね」と甘えるふりをして約束させています。

たぶん誰かが突然死んでしまうことが怖いのだと思います。私は14歳のときに父が病気で亡くなっています。死ぬような病気ではない、風邪を拗らせた肺炎で入院したはずなのに、入院から2ヶ月も経たずに悪化して死んでしまいました。そのときが生まれて初めての「身近な人の死」でしたが、きちんと悲しみと向き合えず、人前で泣くこともなくやり過ごしてしまいました。ただ、父の死の連絡の直後に高熱を出して通夜には出られませんでした。それから、祖父が亡くなったときもお葬式に出るのが嫌で仮病を使って家で寝ていたり(翌日の告別式と火葬には行った)、子供のころから飼っていた犬が亡くなったときも遺体を見ることができずに自分の部屋にこもっていました。

身近な誰かが死んでしまうこと、自分が突然死んでしまうことが怖くて仕方がないのに、いつも想像してしまい止めることができません。自分の死んでいる姿を想像してしまうこともよくあり、とても怖いです。

どうしたら止めることができるでしょうか。
怖がらずに、楽しく登山に出かける恋人を素直にいってらっしゃいと笑顔で見送りたいです。

ぱんださん
 
ご相談いただきましてありがとうございます。
 
14歳の頃にお父様が亡くなられた感情を少しづつ癒していける準備が出来たのかもしれませんね。

人は大きなショックに直面すると、受け止めきれない感情から自分を守るため、無意識に心の器に蓋をすることがあります。
  
また、別の角度から見ていきますと、このようにな症状を持つ方の中には、
「親に沢山心配をされて育った」という方も珍しくありません。
 
ぱんださんがカウンセリングに来たら、ぱんださんのお母さんのことも質問させていただくと思います。(お父さんが亡くなられた後のお母さんについて特に・・・)
  
親から過度の心配をされて育った子供というのは、あるメッセージを無意識に親から受け取っていることが多いです。
 
(親としては我が子を愛するがゆえに、子供が失敗したり傷つくことを恐れて心配するのですが・・・)

あるメッセージとは「親から心配される自分は心配されるべき存在なのだ」
というものになり、それによって自己信頼をすることが出来にくくなります。
  
私たちが幼いころは、母親との境界線がなく、母親と自分が同化した存在であると感じています。
その時には、母親が感じている感情をまるで自分が感じている感情のように持つことになります。
 
その後、成長するにつれて、少しづつ親との境界線が出てくるものなのですが、感情の持ち方はそのまま癖となって残りますので、心配性の母親と同じように「心配性」になることが多いようです。

 少し、話がそれてしまいましたね(^^;)

ぱんださんの場合には、「大切な人が死んでしまう、居なくなってしまう」という恐怖がありますよね。
そして、自分の死に対しても非常に恐怖や不安があるようです。
 
母親が自分の身を案じて幼い頃から沢山心配した。というケースも考えられますし、または、お父さんを突然亡くしたというショックな経験が、恐怖や不安となってトラウマ体験にも似たように、ぱんださんの中で胸にとどまっているケースも考えられます。

では、どうしたら、この恐怖や心配を改善できるか?
についてまとめてみました。
  
◎お父さんが亡くなられた感情を少しづつ感じて癒していく
あまりにも辛く、14歳当時は直面できない感情だったと思うのですが、それを少しづつ感じて、癒していくことで、お父さんの死によって受けたショックを冷静に受け止めることが出来るようになると思います。
勇気がいる所だとは思いますが、ここは、ぱんださんが信頼するお友達やカウンセラーに頼りながら、ゆっくり取り組んでいけたら良いと思いますよ。

   
◎死への心配に対して現実検討力をつける 
万が一〇〇したらどうしよう→実際に起こる確率は?

>恋人は登山が趣味で、よく1人で登山に行くのですがそれも本当は怖くて仕方ありません。下山の連絡が来るまでソワソワしてしまいます。

大切な人のことを心配することは非常によくわかります。
ここでは、相手を信頼できるか?ということがポイントになってくると思います。 
彼は登山が趣味ということは、初めての山ではないということですよね。
そんな彼の信頼できるところを沢山思い出すことにより、心が落ち着いてきませんか?
彼ならきっと大丈夫。
彼を失うという漠然とした恐怖心の中に入っていって、冷静に分析する力をつけることで、不安な気持ちが解消できるかもしれません。

 
◎未来ではなく今を生きることを意識する 
死に対してだけでなく、心配や不安というのは未来のことを考えることにより抱く感情ですよね。
 悩みのほとんどは、今この瞬間に起こっていることではないものです。
 結局のところ、私たちが生きているのは「今この瞬間」なのです。そのため、意識する時間の感覚を「未来」ではなく「今」に戻す練習を行うことをお勧めします。
例えば、マインドフルネス療法では、
・呼吸に目を向ける
・食べものを味わう
・体の状態を観察する
 このような練習を行います。呼吸は「今この瞬間」起こっているものです。呼吸に意識を向ける練習をすると、今を生きる感覚が戻ってくるのです。
 
そして、有酸素運動は非常に効果的です!
実は、私も少し心配性なところがあったのですが、ランニングを始めてからは不安な気持ちになることもかなり少なくなりましたよ!

最後になりますが「死に対しての不安や恐怖を味方につける」なんて発想もあると思います。
裏を返せば「生きたい」「大切な方に生きてほしい」と強く願うことでもありますからね。
ぱんださんは、お父さんが突然亡くなられたという経験も踏まえて、人や物事への関わり方に対して、今を精一杯大切にできる方なんだと思います。
 
そして、お優しいんですよね。
 
ランニングや運動習慣をつけたい場合には是非♡公式ラインからご連絡くださいね!
 
応援しています
 
渡辺サヤ
 
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